損切り 第9回|多動力と自己責任。【4/5】
吉岡:
なんか今そのちょっと投資みたいな話もありましたけど、
芦名:
はいはい。
吉岡:
なんか損切りってあるじゃないですか。
芦名:
あぁ、はいはい。
吉岡:
なんか損切りができない、なかなか皆さん。
っていうのも同じですか?
芦名:
損切りができないのは、うーん。
損切りってどういうことかって言うと、ちょっと株価が下がった時に、ここで抜けておけば、例えば10万円の損で済んだのに、いやここから上がるかもしれないっていう、まさにその淡い期待をずっと感じ続けて、でも全然上がらなくて、1000万円損したとか。
吉岡:
(笑)
芦名:
まぁだから結局期待ですよね。
吉岡:
うんうん。じゃああんまり周りに期待していく人生じゃないほうがいい?
芦名:
そう、だからもうできるだけすべてのものを自分でコントロールできる状態にしたほうが、絶対に精神衛生的に良いんですよね。
吉岡:
あぁ、うんうん。なるほど、なるほど。
芦名:
だから投資とかしても、
Amazonに投資して、Amazonがどういう経営を次するのかって自分でコントロールできないじゃないですか。
だったら自分が経営したほうが、自分がコントロールできるじゃないですか。
吉岡:
あぁ。
芦名:
やっぱ何が一番最悪かって僕が思うかって言うと、失敗した時に人のせいにしちゃうんですよね。
吉岡:
うーん。
芦名:
人に期待すると。
吉岡:
あぁ、はいはい。
芦名:
僕が吉岡さんに期待してこれお願いしますって言って、
まぁそれは僕はあんまないな、それ。
吉岡:
(笑)
芦名:
それも含めて自分の責任だと思ってるので。例えば会社が倒産したとかも、
吉岡:
はいはい。
芦名:
その会社を選んでる自分の責任だと僕だったら思うんですけど。
吉岡:
あぁ。
芦名:
結構多くの人って、
何やってんだこの会社、みたいになるじゃないですか。
吉岡:
あぁ、はいはい。なるほどね。
芦名:
その責任も含めて、自分にあると思ったほうがいいっていう。
吉岡:
うんうん。なるほど。なんで皆自分の責任だと思わないんですかね?
芦名:
楽だからじゃないですか?やっぱ人のせいにするってことのほうがすごい楽しいし。
吉岡:
うんうん。
芦名:
すごく楽なんですよね。
吉岡:
あぁ。
芦名:
それが自分の責任だったら、普通の人は楽しくないし。すごい辛いんですよ。
吉岡:
うんうん。芦名さんは辛くないんですか?
芦名:
いや自分の責任じゃなかったら嫌です。振り回されるじゃないですか。
吉岡:
あぁ。あ、だったら自分の責任のほうがいいっていう?
芦名:
はい。
吉岡:
はいはい。
芦名:
銀行員とかもそうですけど、「はい、明日から北海道に転勤です!」とか、なんか一週間もしない、3日位前に言われるじゃないですか。ああいう。
吉岡:
はいはい。全国転勤があるからね。
芦名:
全国転勤の所って。いや、嫌じゃないのっていう。
吉岡:
アハハ。なるほどね。
芦名:
普通に考えたらおかしくないですか?
吉岡:
うん。
芦名:
人に、「明日から違う所に住め」。
吉岡:
うんうん。
芦名:
「この家に住め」。え?
吉岡:
(笑)
芦名:
っていうなんか違和感がやっぱ皆ないっていうか。
吉岡:
それが普通だと思ってるからね。
芦名:
いや、もっとです。
それがすごいと思ってるんです。だから俺は銀行員なんだ。
吉岡:
あぁ、なるほど。
芦名:
俺が日本を支えてるぜ!って。
吉岡:
アハハ。
芦名:
まぁ大企業はそういうの作るのが上手いですよね。
吉岡:
あぁ。やりがいというか。
芦名:
そうです、そうですね。
吉岡:
あぁ。
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