やりがいって? 第9回|多動力と自己責任。【5/5】
吉岡:
やりがいの話でちょっと話しますけど、
芦名:
はい。
吉岡:
芦名さんも多分何百回と質問されてるかもしれないですけど、
芦名:
はいはい。
吉岡:
なんかやりがいのある仕事みたいなのって芦名さん的にはあると思います?
やりがいのある仕事がしたいんですけど、どうしたいいですか、とか質問されたりしたことあるんじゃないかなと思うんですけど。
芦名:
あぁ。僕はあんまそういう感覚ないですね。
やりがいって自分がどれだけ熱中できるかどうかだけなんですよ。
吉岡:
あぁ、はいはい、はいはい。
芦名:
やりがいのある野球って何だよって話じゃないですか。
吉岡:
ハハハ!
芦名:
自分が野球に熱中できたら。
吉岡:
確かに!
芦名:
野球はやりがいがあるんですけど。
吉岡:
なるほど、なるほど。
芦名:
でもやりがいのある野球がやりたいですって言っても、ないんですよ。
吉岡:
うーん!ふんふん。
芦名:
だからうちの会社はやりがいがありますよって言ってる時点で
もう論理破綻犯しまくってますよね。
吉岡:
あぁ、なるほどね。
芦名:
はい。介護の仕事。介護の仕事にやりがいがある。
いやぁ、あんまよくわかんないですね。
もしそれに自分が熱中できるんだったらそれはやりがいですよ、
やりがいを感じられますよねって話で。
吉岡:
なるほど、なるほどね。
芦名:
で、結局なんかそれも自分が熱中できないことを人のせいにして、
仕事のせいにしてるんですよ。
吉岡:
あぁ、なるほどね。
芦名:
「こんな、ナースなんかやっててもやりがいないですよ。
なんかやりがいある仕事ありませんか。」
いやそれ自分が熱中してないだけで。
だったら普通に自分が熱中できることを見つけた方がいいんじゃないかなって。
本来それが学生時代なんですよ。
吉岡:
あぁ、はいはい、はいはい。なるほどね。
芦名:
これは子育てをされる方、ぜひ理解していただきたいんですけど。
吉岡:
はいはい。
芦名:
やっぱそれを本来学生時代に熱中できる本当にとことん熱中できるもの、
熱中の種みたいなものを見つけておくっていう。
吉岡:
うーん!
芦名:
僕だったらアメリカンフットボールやってましたけど、
アメリカンフットボールに熱中していたっていうことよりも、
自分の能力が向上するってことに熱中していたし。
吉岡:
あぁ。
芦名:
自分が練習で頑張って、頑張って、頑張って、
それが結果の本当に1プレイに出るってことを僕は知ってたので。
そこで皆が盛り上がってくれるとか、そういうことに熱中して。
そのためだったら寝なくても良いし、そのためだったらしんどい練習してもいいし、っていう。
吉岡:
うーん!なるほどね。
じゃあ本質的な部分で言ったら、アメフトじゃなくても別に良かったっていう話ですか。
芦名:
もちろん、もちろん。
吉岡:
ということですよね。
芦名:
はい。
吉岡:
はいはい。
芦名:
別にサッカーで大活躍できるなら全然サッカーやってたし。
吉岡:
なるほど、なるほどね。熱中ね。
芦名:
さぁ、ということで。今回はここら辺で。
吉岡:
はい!
芦名:
終わりにしましょうか。
今回はありがとうございました。
吉岡:
はい。ありがとうございます。
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