風俗を経営するとして 第15回|サラリーマンと風俗【5/5】
芦名:
だって人間で言ったら、例えば変な話ね、
風俗を経営するとして、
風俗を経営した時に、ユーザーからしたらやれればいいっていう。
坂梨:
はいはい。
芦名:
でもやれるんだったら誰でもいいっていう風俗店、
一方で、めちゃめちゃ美人しかいない。絶対そっちの店の方が繁盛する訳で、
そこにコストをかけた方がいいっていうのは、すごい動物界的になんかナチュラルな話ですよね。
坂梨:
はい。そうです、そうです。だから電化製品も、性能が良い物を作ればいいでしょ?っていう時代だったけど、
そうじゃなくて、そこに付加価値があるともっと売れるんだっていう。
吉岡:
うん。
坂梨:
風俗もそうっすよね、なんかここでやると、なんか機運が上がるとか。
なんかそこに行く理由とか、なんかその付加価値を与えてあげると。
芦名:
風俗はちょっと僕やりたいんですよね。
吉岡:
へぇー!
坂梨:
お、その心は?
芦名:
だって動物的に正しいじゃない。当たらない訳がなくない?
吉岡:
うん。
芦名:
僕は天才的な企画を1つ考えてるんですけど。
坂梨:
お!!ちょっと聞かせてください、ぜひ。
芦名:
それちょっとまだ言えない(笑)
坂梨:
それは風俗文脈なんですか?
芦名:
風俗、風俗。ガチの風俗。
坂梨:
ガチの風俗。へぇ。まだ言えないんですね。
芦名:
まぁ考え方としては、えっと。物が同じなら安い方がいいっていう。
吉岡:
うーん。
芦名:
要は、例えば何だろう。今回のBVEATSもそうなんだけど、
要はライザップと比べて、
トレーニングやるか、やらないかなんですよ。
吉岡:
うんうん。
芦名:
で、やるか、やらないかなんだったら安い方がいいっていう。
その上でクオリティを半端なく上げていくっていう。
吉岡:
うん。
芦名:
もし、なんかバナナが、同じバナナがスーパーで売ってるんだったら、
Aというスーパー、Bというスーパー、全く同じバナナが売ってる。
だったら安い方がいいじゃないですか。
吉岡:
うんうん。
坂梨:
うん。そうですね。
芦名:
でももし違う物なんだったら、高く売ってもいいっていう。
やっぱそういう、その戦略をしたところがやっぱり勝ちますよね。
だから安くするか、物を変えて高く売るかっていう、こうなるっていう。
ここがないっていう。
吉岡:
はいはい。
坂梨:
で言うと、安く売るっていう方向に舵を切るってことですね?
芦名:
そう。
坂梨:
はぁー。
吉岡:
へぇー。
坂梨:
ここの価格破壊って、すごい難しいなって思うんですけど。
人が、人間が決めたその性欲を満たす価格って相場が決まってるじゃないですか。
めっちゃ、めっちゃ安かったとしても、どんだけ言い方あれですけどババアが来ても、
多分3000円くらいはするんじゃないですか。わかんないですけど。
芦名:
うん。
坂梨:
っていう相場が決まってるじゃないですか。で、上はもう綺麗な人と、っていう。
吉岡:
うんうん。
坂梨:
そこに価格破壊を起こすのって、まぁもちろん3000円でやるとかじゃないと思うんですけど、スゲー興味あるなぁ。
吉岡:
アハハ。
芦名:
だからそのキーファクターが何かっていうことだけで。
吉岡:
うん。
芦名:
要は色んな要素があって。要は視覚的に満足したい。聴覚的に満足したい。
触覚的に満足したい。抜きたい。触れたい。そこのどこを押さえればいいのか。
で、どこを最悪排除すれば良いのかっていう。
坂梨:
なるほど。だから今でも風俗も結構多様化してるじゃないですか。
なんかわかんないですけど、なんかマスターベーションをただ見るだけとか。
芦名:
うん。
吉岡:
ふーん。
坂梨:
声を浴びせるだけとか、色々多分あると思うんですけど。
いや面白いな。芦名さんが風俗仕掛けたら面白いな。
芦名:
でも風俗の一番の価値は絶対触覚だから。触る、触られるっていう。
もうそれに飢えてるんですよ。
坂梨:
人肌。
芦名:
そう。人肌、そのぬくもりに。現代の人々は。
坂梨:
VRじゃ解決できない。
芦名:
VRがいくら発展しても絶対にその人肌は超えられないから。人肌ビジネス。
坂梨:
ですよね。視覚、あれは視覚と聴覚か。視覚、聴覚。
吉岡:
なるほどね。人肌ビジネスねぇ。
坂梨:
すごいね。その究極が風俗ですからね。本当におっしゃる通り。
芦名:
僕明確に見えてるんですよね。
坂梨:
明確に見えてる。
芦名:
これ誰かやってくれる人いないかな。僕投資しますよ、これ。
吉岡:
アハハ!
坂梨:
すごい。
芦名:
誰か風俗ビジネスやりたいって人がいたら、
運営してくれる人がいたら、出します。
坂梨:
アイデアと共に。
芦名:
そう。
坂梨:
すごいなぁ。
吉岡:
BVEATS風俗版。
芦名:
いやいやそれはやらないですよ。
坂梨:
それマジやりましょう。その営業を吉岡さん、お願いします(笑)
吉岡:
やっちゃうかもしれない。
芦名:
なんかその風俗っていうものが、なんかこう、何だろう。
倫理的にどうこう言われているっていうことももうただの時間の限界だと思っていて。
どう考えてもあの、めちゃめちゃ歴史のあるビジネスなんですよ、風俗というのは。
吉岡:
うんうん。そうですよね。
芦名:
風俗っていう名前がもしかしたら良くないのかもね。
坂梨:
それは全然あると思いますね。おっしゃる通りで。
芦名:
何て言う名前、濡れ場。
坂梨:
(笑)すごく嫌だ。生々しい。
吉岡:
あんまり変わんない(笑)
芦名:
何なんですかね。風俗。なんかもっとライトな、
ちょっとOLとかがサクッと行けるぐらいの感じの。なんかせめてラーメン、ラーメン…
吉岡:
スタバみたいなノリですね。
芦名:
あぁ、そうそう、そうそう。
吉岡:
サードプレイス的なね。
芦名:
そう。ジェットアンドゴーぐらいの名前にすれば(笑)
吉岡:
(笑)
芦名:
ゴージェットみたいな。そういう何か。
坂梨:
確かにジェットバスの話もされてましたもんね。
芦名:
あぁジェットバスはやりたいよねぇ。
坂梨:
いや面白いなぁ。そこにメスを入れるっていうのは面白いっすよね。
芦名:
一方ですごい悔しいのは、やっぱその会社やってると、
僕の会社はまだ浅いんで、そのキャッシュをどこにぶち込むかっていう
順番を決めなくちゃいけないっていうのが、僕はすごく一番今ストレスがあること。
坂梨:
うーん。今もうやりたいことがいっぱいあるから。
芦名:
そう。全部できるっていう。
吉岡:
なるほど。
坂梨:
人と金。
芦名:
先に10億位貸してくれないかなぁっていう。
坂梨:
それが同じ思考だと思いますよ。あのエンジェル投資家が、
芦名さんに投資してくれるっていう人達と。
なんですけど、多分そこと違いは、そのアイデアが確固たるものなのか、と。
あと芦名さんか、その人の思考は。いいなぁ。面白いですね。
吉岡:
10億貸してくれねーかな(笑)
芦名:
10億貸してくださいっつって(笑)5年後に返します。
吉岡:
(笑)
坂梨:
なんかやってくれそうな感あるじゃないですか、芦名さんって。
吉岡:
はいはい。
芦名:
なんか単純な融資をしてくれる人が欲しいんですけど、融資をしてくれる人がいないんですよね。あんまり。
まぁ僕が探してないっていうのもありますけど。お金貸すよ、っていう。
返してくれればいいよ、みたいな。
坂梨:
まぁそういうの、エンジェルじゃないですか。
芦名:
エンジェルはそのリターンを配当一生貰い続けるんで。
坂梨:
あぁ一生貰い続ける?あぁそうなんですね。まぁさっきも言ってたやつか。
芦名:
でも10億借りて、12億で返すとかなら全然いいんですよ。
坂梨:
すごい年利。年利っていうか(笑)利回り。なるほどですね。
芦名:
という感じで。
坂梨:
すごいな。いや面白れー!
芦名:
今日はちょっと長くなりましたけども。
吉岡:
15回。
芦名:
ありがとうございました。
吉岡:
ありがとうございます。
坂梨:
ありがとうございました。