変化前提で設計する 第15回|サラリーマンと風俗【3/n】

坂梨:

ですけど、BVEATSで何をしたいか、みたいな大義を僕は求めちゃうんですよ。


芦名:

うん。


坂梨:

なんかそこのパッションについてこさせたいですね。と思いますね。僕。


芦名:

というのは?


坂梨:

あぁ、というのは、例えばプルデンシャルが保険を売りたくないけどお金で釣ってる、みたいな。わかんないですけど。わかんない、それは全然わかんないですけど。


でも生命保険って一生の、みたいな。よく言われると思うんですけど。

僕はその生命保険を売るっていうよりも、そのパートナーとしてお金をもらうっていうのとか。

なんか大義がそこにある、すごい魅力的だなって思います。


芦名:

うん。


坂梨:

だから、お金をもらいたいからBVEATSに行くんじゃなくて、

BVEATSで世の中面白くしたいとかについていきたいなっていう。


吉岡:

うんうん。


坂梨:

感じかなと。


芦名:

まぁBVEATSのコンセプトとしては、死を感じるほどに脈を上げるっていう。


坂梨:

はい。


芦名:

で、先進国の日本の人に、

自分市場最高の自信と体を手に入れてもらう。

そこが一番のメインの話なので。


坂梨:

そうですね、そうですね。


芦名:

そこをもう死ぬ程やってもらうっていう感じですね。

で、BVEATSが掲げてるのは、男前っていうキーワードがあって。

男前になりたいっていう自分が思う男前像になったらいいっていう。


坂梨:

うん。


吉岡:

うん。


芦名:

特に営業っていう世界で言うと、友達としてはすごく良い奴なのに、

営業を始めた瞬間にキモイ奴になるケースがスゲー多いんですよ。

僕はそれをすごく見てきてるので。


なんか友達としてはすごい良い奴なのに、なんかこれ買ってよ、って言うだけで、

は?お前何だよ、みたいな。


坂梨:

(笑)


芦名:

それってすごく良いビジネスではあるんだけど、皆やり方を知らないままお金が稼げるって言って売っちゃってるからすごく問題があるっていう。

一番わかりやすい話はネットワークビジネスで。

要は自分の友達に売るみたいな。


吉岡:

うんうん。


芦名:

あれってスゲー難しいんですよ。

でも知らない人に物を売るってスゲー楽なんですよ。


吉岡:

うーん。


芦名:

携帯電話屋のお姉ちゃんが携帯電話を、街を行く人にどうですかって言うのってスゲー楽じゃないですか。

でもあれ友達にやろうとするとすごい難しい。


吉岡:

はいはい。


芦名:

だから営業力上がるっていうのがプルデンシャルがやってることなんですけど。


坂梨:

難しい中でそれを制約させるっていう?


芦名:

そうそう。だからそこはちゃんとトレーニングしないと。

一生ビジネスができない人になる。

知らない人には売れるけど、一番身近な知ってる人には提案もできないっていう野郎を僕は育てたくないので。

それはやっぱありますよね。


坂梨:

なんか営業を受ける側の気持ちってやっぱすごいおっしゃる通りあるなと思って。

なんかその、何て言うかな。

本当に良い物なんだっけ?っていう、

本当に良い物として理解をしてる人にやっぱり営業をかけられたいですよね。


吉岡:

うんうん。


坂梨:

ってなった時に、それは僕が例えばそれ営業かけられて入ったとしたら、

めちゃくちゃインセンティブがその人に入るっていう背景を

ちょっとでも認識しちゃっていると、

ちょっとハードルが上がりますよね。


本当にこの人は俺のためにそれを提案しているのか、

インセンティブが入るから俺に提案しているのかで、

その利害関係が普通の営業とはちょっと違くなっちゃってるっていう。


当たり前なんですけど、これ。なんですけど。

一方で、サラリーマンって、良い意味でも悪い意味でもインセンティブあんまないじゃないですか。


これで売ったとしても、まぁボーナスにちょっと反映されるかもわかんないですけど、

会社と会社の付き合いなので、仮にあるとしたら。

絶対こっちの方がいいですよっていうのって、多分言えると思うんですよね。


吉岡:

はいはい。


坂梨:

それで自分らが、そこに利害関係がないからっていうのは、

なんか1個すごい難しい営業なんだろうなってすっごい思いますね。


芦名:

でも僕が設計してるのは、全部情報がオープンになったとしても、っていう所で。


坂梨:

なったとしても?


芦名:

これがいくらで、僕にいくらが入るっていうのが全部開示された状態だとしても

売れるってものを作らなくちゃいけないっていう。


坂梨:

そうですね。


芦名:

じゃないとやっぱり弱いんですよね。


吉岡:

なるほどね。


芦名:

例えばライザップ40万円のトレーニング、これの原価がいくらで、っていうのを知っていたとしても

お客さんがやるかどうかっていうのがすごくネック。


坂梨:

いや、そうっすね。

そこを目指すというのは、目指す必要があるし、すごい超えて行かなきゃいけない課題ですね。

すごい面白いし、難しいですね。


芦名:

そう。だからその今の時代に合わせるとかじゃなくて、時代が絶対変わるから。

そのもう1個変わった所にアジャストした設計を今、しておかないと。

絶対それは時代に乗り遅れるというか、ブームが終わった時に同時に終わる、みたいになっちゃうから。

その1個先のブームに乗っかるっていうか。


吉岡:

うーん!


坂梨:

ごめんなさい、今の時代はどうで、どういうブームに変わっていくんですか?


芦名:

いや例えば、今だったらちょうど正規雇用、いや副業しようかな、

どうかなっていう文脈じゃないですか。時代が。


坂梨:

あぁなるほど。そういうことですね。


芦名:

そこを、じゃあ副業が当たり前になったとしたら、

っていう所でもう今から設計をしておかなくちゃいけないし。

今だったら、パーソナルトレーニングってすごい流行ってるよね、

っていう文脈でパーソナルトレーニングジムを出したら絶対失敗するんですよ。

あぁ流行ってるってことは、絶対こういうジムが出てきて、


坂梨:

なるほど!


芦名:

絶対この業界はシュリンク、縮小、値下げされて行った時に、

どこが生き残るのかっていう。

そこに合わせてバチンと今はめていくっていう。


吉岡:

うんうん、なるほど、なるほど。


芦名:

っていうのをこう攻め続けなくちゃいけないっていうか。

だからなんかある意味今BVEATSの取材はあんまり受けてないっていうのは、

そこにもあって。

今僕が話をしても、え?何ですか?それ?っていうその理解ができないというか。


坂梨:

うん、なるほどね。時代が追いついてないってことね。


芦名:

そうそう。パーソナルトレーニング、

あ、今パーソナルトレーニング業界ってすごい流行ってますよね。

だからフィットネスなんですね、じゃないっていう。

なんかそこにいちいちイライラするじゃないですか。


吉岡:

はいはい。


坂梨:

あぁ面白ぇ。

なんか僕てっきり強みを特化させたビジネスをやってるんだろうなって

勝手に思っちゃってたんで。

実はそこに違う文脈があるっていうのは、やっぱ設計として上手いですよね。


芦名:

だからそのフィット、流行ってるからやるっていうことが僕はすごく違くて。

だから別になんかチーズが伸びるお店を作るつもりは全然ないし。


吉岡:

ハハハ!


坂梨:

ありましたね。ラジオで言ってましたね。


吉岡:

流行ってるからね。はいはい。


芦名:

そうじゃなくて、ちゃんと動物を見て、動物的にマーケティングをして、

それを実践して、実証するっていう。

それがなんかすごく面白いという。


吉岡:

うんうん。


坂梨:

うん。

だからその、本当に繰り返しちゃうんですけど、

やっぱその動物というか、動物として人間を見れるから。芦名さんは。


吉岡:

うんうん。


坂梨:

すごいですよね、なんか。


吉岡:

確かに。


坂梨:

自分以外の人を動物として見るから。いやこれやったら、これだろ!みたいな。

ロジックが多分自分の中であって。

で、仮説で、だから多分仮説を立てられるし。


吉岡:

うんうん。


坂梨:

それを実行できるんだなって思いますよね。

いやぁそれがなんか、その言いきりが強いですよね。


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