AIが来て仕事がなくなる? 第7回|AI時代とコミュニケーションデザイン?【4/5】
吉岡:
じゃあ、他のちょっと質問も行きましょう。
芦名:
はい。
吉岡:
薬剤師として働いている人なんですけども、
芦名:
ほぉ。
吉岡:
AIの時代が来ると言われていますが、薬剤師としてこれから必要なものは何ですか?
芦名:
難しい質問ですね!
吉岡:
アハハ!
芦名:
AIと薬剤師。え、薬剤師っているんですか?ちょっと失礼な話なんですけど。
吉岡:
え、どういうことですか?いるっていうのは?
芦名:
病名で、お医者さんが診断をするじゃないですか。
吉岡:
うんうん。
芦名:
で、何とかノナールを飲んでくださいね。
吉岡:
はいはい。
芦名:
もういいじゃないですか、それで。
吉岡:
はいはい。
芦名:
薬剤師がそこを仲介する意味は僕はあんまわかんない。
吉岡:
薬を処方する人ですよね、だって。
芦名:
え、それ、医者にその免許を取らせたらいいじゃないですか。
吉岡:
医者がそこまでできないって話じゃないですか?はい、じゃあ。
芦名:
それは調合が難しいんですかね?薬剤師って。
吉岡:
その手間じゃないですか?だってもうこっち今日100人並んでるのに、ちょっと1人1人薬やってたらもう30人までしかできないよ、って。
芦名:
だからそういうことならロボットでいいじゃないですか。ポンポンポンポンって。何とかノナールってポンっと押したらポンっと出てくるっていう。自動販売機と一緒ですよ。
吉岡:
つまり、じゃあAIの時代にとって代わられてしまう恐れがある?
芦名:
はい。だから僕の理解の範囲内だと、
いや、薬剤師さんから言われたら、いやこういう仕事もあるんです、っていうのは
僕はわからないですよ。わかんないですけど、
僕の理解の中で言うと、え、いらないんじゃないの。
吉岡:
何とかノナールボタンポンで。
芦名:
はい。
吉岡:
はいはい。
芦名:
何なら医者もいらないんですよ。
吉岡:
ハハハ!
芦名:
なんか全身スキャンみたいな機械があって、それで、
ウィン。風邪です。ポン。何とかノナール!でいいじゃないですか。
吉岡:
ハハハ!なるほどね(笑)
芦名:
はい。
吉岡:
そういう時代になりそう、と。
芦名:
絶対なるでしょう。
吉岡:
はいはい。
芦名:
結局、「ちょっとガンかもしれません」って医者に行くじゃないですか。
「あぁ、それはガンです」って医者言わないんですよ。
吉岡:
うーん。
芦名:
じゃあ一回この機械に入ってもらってもいいですか。
ウィンウィン、ウィンウィンみたいなCTとかやってるじゃないですか。
吉岡:
はいはい。
芦名:
医者いらなくね?っていう。
吉岡:
確かにね。
芦名:
もう本来はそれは医者じゃなくて、なんか。
吉岡:
結果を伝える人、ただ。
芦名:
そうそう。
吉岡:
なるほど、なるほど。
まぁ今ちょっとAIの話が出ましたけど、
AIが来て、こう仕事がなくなっちゃう、みたいな話もあったりすると思うんですけど。
なんかこれはなくならないとか、そういうのはあるんですか?
芦名さん的に。
これはなくならないだろうな、みたいな。
芦名:
あぁ。
吉岡:
営業とかってどうですか?ちなみに。営業マン。
芦名:
営業。まぁ営業って言われるのはほぼなくなるんじゃないですか?
吉岡:
うーん。
芦名:
営業はなくならないって言いたい営業マンが多い気持ちはすごくわかるんですけど。
吉岡:
はいはい。
芦名:
特にその、何だろう。顕在層にアプローチする営業はほぼすべてなくなります。
今も既になくなってるじゃないですか。広告っていう業界って。
だから潜在層にアプローチするものとかは、なくならないんじゃないですかね。
ただまぁそれ以前に、
人間のエゴは生き残ると思います。
吉岡:
ほぉ?人間のエゴ?
芦名:
要はわがままです。
吉岡:
あぁ。
芦名:
だからわがままがない奴は死にます。
吉岡:
はいはい。
芦名:
わがままのある奴は生き残るっていう。
例えば、もっと良い暮らしをしたいんだ!っていう人間は生き残りますよ。
吉岡:
ほーん。
芦名:
そういうふうに動くので。
吉岡:
はいはい、はいはい。
芦名:
で、別にやりたいこと特にないですって言ったら、別にその人の存在価値も特にないので。なんかあんまいる意味がない。
だからAIに生かされて、ウィン、風邪ですって。
ウィン、ガンです、みたいなのとか、そういうなんか。
吉岡:
アハハ。
芦名:
仕組みの中で生きるんじゃないですか。
吉岡:
あぁ。なるほどね。
芦名:
でもなんかそのAIがどうとかって気にしてるよりも前に、
やりたいことやったら?っていう。
吉岡:
うーん。
芦名:
本当にやりたいことやったら?っていうのがあると思うんですけど。
吉岡:
はいはい。なるほど、なるほど。
第7回|AI時代とコミュニケーションデザイン?