伸びる人 第5回|とりあえずやってみよう!はダメ。【4/5】
吉岡:
じゃあ何かに熱中したことがある人っていうのは、自分で思考を回していくのが、経験上できるようになってたりする
っていう。
芦名:
でもできる人とできない人がいます。
熱中してるけど、熱中させら……何だろう。
吉岡:
あぁ。
芦名:
例えばめちゃめちゃ熱中して野球をやってるんだけど、野球の練習メニューは監督が決めてる。
何時に来い、これも監督が決めてるっていう人は、ビジネスの世界でも、伸びにくいですね。
やっぱ伸びる人っていうのは自分で練習メニューを決めて、何時に来るべきかっていうのも自分ではじき出して、自分が何をするか。これは自分の中に、頭の中で考える能力があるので、すごく伸びるっていう。
何をやっても伸びる人です。
吉岡:
あぁ。じゃあその自分で考えるっていうのは習慣の問題って話ですかね。
自分の中で癖づいているというか。
芦名:
うーん。
吉岡:
ちなみに芦名さんは結構思考するのが好きじゃないですか。
芦名:
はい。
吉岡:
それはもういつからなんですかね?もう結構。
芦名:
まぁ、でも皆考えてるんじゃないですか?
吉岡:
もうピーチゼリーの時から?
芦名:
ピーチゼリーより前ですね。
吉岡:
(笑)
芦名:
一番僕の記憶に残ってるのは幼稚園の時ですね。
吉岡:
えー!?
芦名:
幼稚園児。
吉岡:
すごっ。
芦名:
幼稚園児の時に、どうやって皆の注目を集めようか、っていうのをすごい悩んでました(笑)
その記憶はありますね、いまだに。
吉岡:
へぇ。ちなみにどうやって集めたんですか?
芦名:
ひたすら面白いことしてました。
吉岡:
あぁ。
芦名:
変な歩き方したりとか。
吉岡:
(笑)なるほど、なるほど。
芦名:
それは記憶してますね。
吉岡:
へぇー!なるほど、なるほど。じゃあもう結構ずっとその、幼少期から思考する癖というか、習慣が芦名さんにずっとこうついてたんですね。
芦名:
え、皆あると思いますよ。
吉岡:
うーん。
芦名:
これだけは。
吉岡:
あぁ。
芦名:
もっとこうなりたいとか、あるじゃないですか。
吉岡:
はいはい。
芦名:
なんか仮面ライダーに憧れて仮面ライダーのポーズを取ったりとか。なんかそういう時期が。ドラゴンボール。
吉岡:
かめはめ波打ってみたり。
芦名:
そうです。え、打ったことあります?
吉岡:
あります。あるある。
芦名:
実は僕も打ったことあるんですよ(笑)
吉岡:
マジすか(笑)
芦名:
皆打ったことあるんですよ。だから、そこら辺まだ皆あんまり差はないんです。
吉岡:
うんうん。ふーん。
芦名:
でも、やめちゃうんでしょうね。どこかで。
吉岡:
なんでですかね?
芦名:
やっぱりその、上達をしようとした時に、自分のせいにする。自分に力がないんだ、ってことを認めること。つまり、自分に向き合うことってすごく辛いんですよね。
吉岡:
はいはい。
芦名:
だったら人のせいにしたほうが楽なんですよね。
吉岡:
うんうん。
芦名:
で、ほぼすべての人が人のせいにするっていう方向に多分小中学生くらいで全員流れますね。
吉岡:
あぁ。環境のせいにし始めるというか。周りの。
芦名:
はい。
吉岡:
あぁ。なるほど、なるほど。
第5回|とりあえずやってみよう!はダメ。
・思考に一番時間を使う【1/5】
・ビジネスって人を巻き込まなかったらできない。【2/5】
・1回目で上手くいくことってほぼない【3/5】
・伸びる人【4/5】
・自分のせい【5/5】