日本の電子マネーは国が主導すべき 第26回|電子マネーと2020年【2/3】
九鬼:
あの、最近流行ってるスマホ決済。聞いたことあります?
芦名:
あぁ、要はその電子決済みたいな話ですか?
九鬼:
あぁそうです、そうです。今で言うとLINEPayとか、PayPayとか。
芦名:
はいはい。要はお金入りませんよって話。
九鬼:
あぁそうです、そうです。
芦名:
むしろなんかちょっと意識高い系の人は何で現金持ってるんですか?みたいな。
九鬼:
あぁそうです、そうです。その類です。
あれがね、僕は今すごく自分の中で気になり続けている。
芦名:
そうですね。
九鬼:
メルペイとかね。
芦名:
それで言うと、実は今これ収録してる現場が
訳あって大阪なんですけど。
九鬼:
はいはいはい。
芦名:
普段いつも東京でやって、今大阪にいて、収録させていただいてるんですけど。
大阪びっくりするぐらい使えないですね。電子マネー。
九鬼:
あぁ。驚くでしょう?
芦名:
はい。
九鬼:
特に、タクシーびっくりしないですか?
芦名:
タクシー使えないですね。
九鬼:
あれやばいですよね。
芦名:
はい。
九鬼:
クレジットカード。
芦名:
クレジットカードさえ使えないタクシーとかもあったり。
九鬼:
めちゃくちゃ多いです。
クレジット切るのに2分くれって言いますから。
東京はすごいですよ。東京はすごい。
芦名:
で、まぁその電子マネーみたいな所ですか。
九鬼:
はい。あれについて、ちょっと。どうなんだよ、という。
芦名:
いやすごくいいんじゃないですかね。
九鬼:
あれはホンマにこの1,2年で多分どこがインフラを取るかが多分決まる。
芦名:
まぁ広告打った所が勝つでしょうね。
広告打った所か、クリエイティブが綺麗な所か、営業が強い所が勝つっていう。
九鬼:
うん。ってなるとPayPay?
ミツハシ:
PayPay?
九鬼:
ねぇ。ソフトバンクとヤフーが一緒にやってるんですけど。すごい。
芦名:
なんかそういう競争って確かにいいんですけど、ちょっと消費者からするとややこしいですよね。
九鬼:
あのね、すごいその通りなんです。
芦名:
1個にしてくれないかなって思いません?
九鬼:
はい。僕今回全部登録してるんですけど。
芦名:
だからそれを国が金出してやるべきなんですよ。
九鬼:
あぁ、なるほどね。これは。
芦名:
で、国がインフラ持っていけば国の予算になるじゃないですか。
僕が日本の大統領だったらそうしますけどね。
九鬼:
大統領ね(笑)
芦名:
それは民間に任せたらダメですよ。
国が全部広告予算も全部突っ込んで。
九鬼:
確かに、確かに。
芦名:
はい、決済システムこれ使って、って言ったら国が一生手数料持っていけるじゃないですか。それが昔で電電公社ですよね。要はそのNTTじゃないですか。
九鬼:
そうですね。
芦名:
そこなんか民間に競わせて、それって本当にユーザー価値あるんだっけ?みたいな話になっちゃうんで。
九鬼:
結構今また新しいの、できてきますよね。僕個人的にはこれすごく、どこが勝つんだろうなっていう。どこがインフラになるんだろうってすごく注目してます。
芦名:
国に勝ってほしいですけどね。
九鬼:
うーん。芦名大統領。