死なない勝負をするべき 第23回|男前の定義【1/4】
芦名:
ASH RADIO!
さぁ、ということで。
吉岡:
はい。23回。
芦名:
第23回ですね。何と本日はですね。本日も吉岡さんにお越しいただいて。
吉岡:
びっくりした(笑)なんか違うニュースあるのかと思った。
芦名:
よろしくお願いします。
吉岡:
お願いします。さぁ今日は、前回はちょっとね、プロの詐欺師の話を。
芦名:
あぁ、そうですね。
吉岡:
色々と。
芦名:
カルロス・ゴーンから。ライザップから。詐欺師の話までいきましたけど。
吉岡:
アハハ。今回はちょっとあの、
Twitterのね、ASH RADIOの方に質問が来ているのをあれしたいんですけど。
皆さんもね、ぜひASH RADIOの方に質問していただければと思いますけども。
えっと、芦名さんの考える男前の定義とは何ですか?という質問が来てるんですけど。
多分これも前もなんか聞かれてたりしてるかと思うんですけど。改めて。
芦名:
あぁ、そうですね。まぁ以前は面白くて真面目でストイックで素直で影響力がある。
吉岡:
はいはい、はいはい。
芦名:
これ僕プルデンシャルの時からずっとこれは言ってて。
吉岡:
うーん!
芦名:
そういう男になりたいっていう。
吉岡:
うんうん、うんうん。
芦名:
めちゃめちゃ面白くて、でもスゲー真面目で、めちゃめちゃストイックで我慢強くて、めちゃめちゃ素直で影響力がある男になるっていう。
吉岡:
うんうん、うんうん。
芦名:
まぁそこからまぁ大まかに全く変わってないですね。
吉岡:
アハハ!変わってないんですね(笑)
芦名:
変わってないですね。まぁそりゃそうですけど。よく定義したなっていうのはありますよね。
吉岡:
(笑)
芦名:
まぁ今はなんかもうちょっとそこまで細かいっていうことよりも、ざっくりそれをイメージしているっていう感じですね。
やっぱりその、すべてを決めることって柔軟性がないんですよ。
吉岡:
うんうん。
芦名:
堅いと柔軟性ってないじゃないですか。まぁそりゃそうなんですけど。
吉岡:
うんうん、うんうん。
芦名:
だけど今は別にそんな厳密に決め過ぎてはないですね。
吉岡:
あぁ、はいはい。
芦名:
それをベースにもうちょっと何だろうな、項目が多いかな。
吉岡:
うーん!
芦名:
まぁこの5大要素。
吉岡:
あぁ、はいはい。
芦名:
に、加えてサブみたいなのが10個ぐらいあるかなっていう。
吉岡:
あぁー。
芦名:
まぁそれはその時、その時にシチュエーションによって変わるんですけど。
吉岡:
うんうん。
芦名:
なんか美しくないことはしない、とか。
吉岡:
あぁ。はいはい。
芦名:
なんかビジネスをやってると、つい目の前の人を喜ばせること、お客さんを喜ばせることよりも、自分の利益を優先してしまうことっていうその決断の岐路が立つことがすごく多いんですよ。
吉岡:
うんうん、うんうん。
芦名:
例えば変な話BVEATSっていうのは、3万円でフィットネスクラブを提供してるっていう話なんですけど。
吉岡:
うんうん。
芦名:
5万にするだけでめちゃめちゃ利益出るんですよ。
吉岡:
うんうん、うんうん。
芦名:
それはでも本当にお客さんにとっては5万が適切なのか3万が適切なのかっていうのは経営者として見極めなくちゃいけないっていう。それはもちろん上げれば上げるほどこっちは儲かるんだけど。
吉岡:
うんうん。
芦名:
それによるデメリットは何なのか、とか。
吉岡:
うーん。
芦名:
っていうのをめちゃめちゃシミュレーションしたりとか。
吉岡:
あぁ。
芦名:
で、あぁ多分普通のその男前じゃない美学もくそもない経営者は多分こういうことをするだろうな。
吉岡:
うーん。
芦名:
っていうことも想像しながら、
その、あぁ多分これはこの事業モデルが真似されたとしても、器を、この器は真似できないだろうな、みたいな。
吉岡:
あぁー。はいはい。
芦名:
ここで仕掛ける勇気はねーだろうなって。そういう所で戦っていかないと、絶対パクられるんで。
吉岡:
うんうん、うんうん。
芦名:
だからそこの。
吉岡:
なるほどね、うん。
芦名:
そこら辺の線引きはすごく僕はビジネスやってて面白いですけどね。
吉岡:
うーん!
BVEATSがパクられるみたいなおそれはないんですか?別に。
芦名:
あります、あります。
吉岡:
おー。でもそれに対しては何か芦名さん的には別にまぁ負けないよ、
っていう何かこう根拠はあるんですか?
芦名:
そうですね、まぁ負けないよっていうか、えっと。
負ける、負けないっていうことよりも、まずは死なない勝負をするべきで。
吉岡:
うーん。
芦名:
負けてもいいんですよ、例えば。最悪。
最悪負けても良くて、ただ負けるけど死なないっていうディフェンスをちゃんとやっておくっていう。
吉岡:
ほおほお。
芦名:
例えば負けたら死ぬっていうのは、例えばこれがボーンって例えばやって、パクられたら一気に売上が0になるっていうモデルだったらやばいじゃないですか。
吉岡:
はいはい、はいはい。
芦名:
これは負けたら死ぬモデルです。でも、えっと、負けても死なないモデルって例えばどういうことかって言うと、
えー。例えばジョイフィットとかっていうフィットネスクラブあるんですけど。
吉岡:
うんうん、うんうん。
芦名:
あの、カーブス、カーブスとかあるじゃないですか。
吉岡:
はいはい、はいはい。
芦名:
それよりも例えばゴールドジムの方が会員が多いですってなっても、負けてるけど死なないじゃないですか。
吉岡:
うーん!
芦名:
例えば、えー、サークルKサンクス。セブンイレブンに負けてるけど死なないじゃないですか。っていう勝負はちゃんと最低限していかなくちゃいけないっていう。
吉岡:
うーん!
芦名:
っていうところと。
吉岡:
あぁ、はいはい。
芦名:
ただ負けないようにどうするかっていう、その要は最低目標と最高目標みたいな所ありますよね。
吉岡:
あぁー。なるほど、なるほど。なるほどね。
負けないようにする。死なないようにする。なるほどね。
芦名:
まぁただBVEATSの場合は僕の中で色んな戦略が本当にあの、
一筋縄ではいかないような戦略が練り込まれまくってるので。
吉岡:
うんうん、うんうん。
芦名:
それはすごく漫画にしたら面白いかなと思います。
吉岡:
あぁー。ぜひね、このラジオを聞いてる漫画家の方。
芦名:
(笑)ラジオを聞いてる漫画家の方いるんすか。
吉岡:
(笑)
芦名:
僕のラジオ聞いて漫画描いてたらなんかちょっとなんか雰囲気違いますけどね。
吉岡:
たしかに(笑)なるほどね。