カルロス・ゴーン 第22回|ゴーンとRIZAPとプロの詐欺師【1/6】
芦名:
ASH RADIO!
さぁ、ということで。
吉岡:
さぁ、22回。
芦名:
第22回。本日もですね、吉岡さんにいらしていただいて。
吉岡:
はい。よろしくお願いします。
前回はね、ちょっとあの、雨が降ってもお前のせいだ、みたいな話を。
芦名:
はいはい(笑)
いやそれはすごい大事な話ですね。
吉岡:
うん。ちなみに今日ちょっと趣を変えて。
芦名:
はい。
吉岡:
ちょっと時事ネタをちょっと。
芦名:
お。
吉岡:
芦名さんに切り込んでいただこうかなと。
芦名:
はいはい。
吉岡:
最近一番まぁホットなのはやっぱりちょっとあの、ゴーンさんですよね。
日産自動車の元会長であるカルロス・ゴーンが、報酬を過少申告したとして2018年に日本で逮捕された事件です。その後、保釈中の2019年末にゴーンは監視を逃れて日本から逃亡し、レバノンに到着しました。この逃亡劇は国際的な注目を集め、ゴーンは日本の司法制度を批判し続けています。
芦名:
あぁ(笑)カルロス・ゴーン。
吉岡:
カルロス・ゴーンさん。これはちょっと、何か色んなニュースは飛び交ってますけども。
結局これはどういうあれなんですかね、芦名さん。わかります?要は。
芦名:
まぁ想像するに気に食わないってだけの話ですよね。
吉岡:
えっと?
芦名:
要は役員職が気に食わないんじゃないですか。
これはもう完全に僕のあの、個人的な意見ですけど。もちろん。
あの、西川代表の会見見ました?
吉岡:
はいはい。あぁ見てないです。あぁチラッとだけ見た。
芦名:
なんか僕はあれがちょっと気に食わなくて。
あの人代表取締役社長じゃないですか。
で、カルロス・ゴーンが一応会長で。
で、社長が要はどんな会見を開いたかって言うと、
うちの会長、つまりうちの親分じゃないですか。
吉岡:
うんうん。
芦名:
うちの会長がなんか本当はあの、100億もらってるはずなのに、
なんか50億っていう虚偽の記載がありました。
本当ふざけてますよね、みたいな態度だったんですよ。
吉岡:
うーん!
芦名:
いや、でもそれって普通に考えたら、ですよ。
吉岡:
うんうん。
芦名:
日産っていう大企業が、
まぁいくら会長とは言っても、1人で虚偽なんかできない訳で。
完全組織ぐるみな訳だし、取締役としての責任もあるはずなのに、なんかそれを忘れてるんですよね。
吉岡:
あぁー。なるほど。
芦名:
でも普通に考えたらその代表取締役社長、
大企業の代表取締役社長がそれを忘れて会見に臨むなんてありえないじゃないですか。
なんでああなったと思いますか。
吉岡:
え、ゴーンを辞めさせたいからじゃないですか。
芦名:
あぁ。まぁそうなんですけど、
いやゴーンを辞めさせたかったとしても、
表面上は我々の責任です。申し訳ございませんでした。
吉岡:
うーん!
芦名:
いわゆる日産の落ち度じゃないですか、だって。
吉岡:
うんうん、うんうん。
芦名:
日産としての。
吉岡:
はいはい、はいはい。
芦名:
で、なんか、
あぁ本当に我々の責任で、あの、皆様の信頼を失ってしまって非常に申し訳ございませんでしたって謝罪会見になるはずなんです、本来。
吉岡:
うーん!
芦名:
でもなんか、何ですか、あの態度。
吉岡:
(笑)えー。
芦名:
まぁなんであの態度ができたかっていうと、まぁ僕の完全な妄想ですけど、
おそらくその、あの記者会見の直前まで日本人の役員たちでめっちゃウォーミングアップしたんですよ。これでゴーンを殺すぞ!みたいな。
これで貶めるぞ!よし西川、お前行って来い、これで絶対勝てる!みたいな。
吉岡:
あぁー、はいはい、はいはい。
芦名:
で、鼓舞されてあの現場っていう。
吉岡:
あぁなるほどね。
芦名:
はい。
だからこっちはもう完璧な準備をして、僕らが悪いんじゃない、
僕はもう完全にゴーンの責任だと思ってます。
っていう会見になったっていう。
吉岡:
はいはい、はいはい。
芦名:
っていう所からも見て取れるように、
まぁその日本人が結託して金稼いでる外国人が気に食わなかっただけの話じゃないですか。
吉岡:
あぁー。
芦名:
だから子供の喧嘩の大人版みたいな話です。
吉岡:
うんうん、うんうん。なるほどね(笑)
芦名:
だからカルロス・ゴーンの言い分は言い分でわかるじゃないですか。
なんか日産の子会社を通じて自宅を買って、とか。
そんなの普通、どこの社長もやっているような話で。
吉岡:
うんうん、うんうん。なるほどね。
芦名:
はい。何で捕まったかって言ったら、なんか決算書が違いました。
有価証券取引、有価証券何とか書が違いました。
そんなもんはちょっと変えればいいだけの話で。すいませんでしたって言って。
で、追徴課税させればいいだけの話で。
吉岡:
うーん!嫉妬ってことですかね?その。
芦名:
まぁそうっすね。
吉岡:
うーん。
芦名:
日本人のおっさん達が。
なんで僕らこんなに給料もらってないのにー、って言って。
吉岡:
うーん。アイツ何十億ももらってるぞ、と。
芦名:
うん。だし、まぁちょっと気に食わなかったんじゃないですか?
お前ら、無能だ!みたいな。
黙って俺に従っとけ、みたいな多分色々言われてそういうのが溜まったんですよ。
吉岡:
あぁー、なるほどね。
芦名:
で、勝てる証拠を掴んで、掴んで、掴んで、勝てる証拠集めて、集めて、
で、全部検察にチクって。
吉岡:
うんうん。
芦名:
っていう感じ。
吉岡:
ドラマみたいですね。
芦名:
はい。まぁドラマになるんじゃないですか、あれは多分。
あの半沢直樹の東京中央銀行、旧三菱銀行だかどっかの。
吉岡:
あぁそうっすね、そうっすね。
芦名:
みたいな話で。なんか何とか自動車の、みたいな。
吉岡:
ハハハ!
芦名:
テーマにしたなんか。
吉岡:
なりそう。
芦名:
クーデターみたいなドラマ絶対できますよ。
今頃池井戸潤あたりが作ってます。
吉岡:
ハハハ!いいネタ来たと。
芦名:
はい(笑)
吉岡:
なるほどね。
芦名:
あの、あれも流行ってるじゃないですか。
下町ロケットみたいなやつ。
吉岡:
あぁ、はいはい、はいはい。なるほど、なるほど