承認がなくなった瞬間に 第20回|tik tok流行の分析【3/4】
芦名:
注意しなくちゃいけないのは、中途半端な奴です。
吉岡:
ほぉほぉほぉ。中途半端?
芦名:
本当に可愛い子はそれで可愛いから別にリアルの世界でも可愛いんですよ。
吉岡:
うんうん。
芦名:
で、その子は全く問題ないんですよ。でもそこにちょっと憧れて、
その世界に行ってるんだけどなんか中途半端な人がいるじゃないですか。
吉岡:
(笑)
芦名:
っていう人がなんか、
え、クラスとかマジどうでもいいんだよねー、クラスの男子とか。
で、実際にTikTokで可愛いって言われてるけど、
TikTokのブームが過ぎて、
承認される場所がなくなったりとかってなった瞬間に、
絶対やばい世界に行きますよ。
吉岡:
あぁー。承認してほしくて?
芦名:
はい。
吉岡:
あぁー。なるほどね。
芦名:
まぁ、まずは何だろう。
男とかエロとかそういう世界にやっぱ行きやすいですよね。
吉岡:
うーん!
芦名:
承認が早いので。お金ももらえるし。
吉岡:
はいはい、はいはい。なるほどね。
芦名:
まぁそこはあの、
もちろんエロい仕事をするのが良くないっていう訳ではなくて。
吉岡:
うんうん。
芦名:
そういうことはちゃんと理解をしておいた方がいいですよね。
吉岡:
うんうん、うんうん。なるほどね。
芦名:
なんか親に、親が褒めてくれないと、
親がなんか自分のことを見てくれないと、すぐ彼氏に頼ったりとかして、
ヤリマン気質になるお嬢様とかめちゃめちゃ多いんで。
吉岡:
あぁー。お嬢様に多いんですか?
芦名:
お嬢様に多いです。
吉岡:
それは親が認めてくれてたけど、認めてくれなくなって?
芦名:
いや例えばその、お嬢様っていうのは親が厳しいって。シンプルに。
何をやるにしても止められたりとか。
何をやるにしても、私の言う通りにしなさい!お父さんの言う通りにしろ!みたいな。
そういう家庭だと、
認めてくれることがないじゃないですか。
吉岡:
うんうん、うんうん。
芦名:
そうすると認めてほしいっていう欲求がもうどこにでも行っちゃうんですよ。
吉岡:
あぁ、なるほどね。
芦名:
だから私が裸になったら喜んでくれる人がいるなら裸になるし。
吉岡:
うんうん。
芦名:
私が股を開いてお金をくれる人がいるんだったら、
そっちの方が居心地が良いじゃないですか。
吉岡:
うんうん。
芦名:
だって家に帰ったら怒られるだけなんだもん。
吉岡:
うんうん。あぁ。なるほど、なるほどね。なるほど。
芦名:
うん。
だから家庭環境とかの、例えば両親が喧嘩とかが多かったりすると、
家にいたくない。
じゃあどこ、誰に承認してもらおうかなっていうのは別にそれは、
TikTokが出てくる前からその家庭の問題とかっていうのはやっぱあるじゃないですか。
吉岡:
わぁ、なんかTikTokからスゲー深い話行きましたね。
芦名:
うん。
吉岡:
その承認欲求みたいなところの、何だろう。矛先っていうか。
芦名:
うん。
吉岡:
自分がどこに承認してもらえるかによって、結構大きく人生って変わりますね。
芦名:
そうです、そうです。自分がどこに受け止められるのかっていう。
吉岡:
あぁ。