生き方の教育 第16回|人間には役割がある。【4/n】
芦名:
なんでこの話になったんでしたっけ?
坂梨:
ハロウィンから。
芦名:
あぁハロウィンか(笑)
吉岡:
脈の。
芦名:
で、不良が警察に喧嘩売ってるみたいな話から。
だから喧嘩とかまさにその流れですよね。その不良達がやる喧嘩。ドラッグ。酒。煙草。
吉岡:
うん。死ぬのを皆わかってない。なるほど。
芦名:
死ぬよ、っていう。あとはお金がかかるってことを知らないっていう。
で、特に先進国はお金の、お金と死を知らないんすよ。
吉岡:
うん。
芦名:
僕はもう本当にこれに特化したものが作りたくてBVEATSを作った、
みたいな所があるので。
吉岡:
お金を知らないっていうのはお金がなくても生きていけちゃうからってことですか?
芦名:
そうです。お金がなくても家に帰ったら飯が出てくるし、寝る所があるし。
なんか学校もなんか行けるし。なんか先輩が飯食わせてくれるし。
なんか会社に入ったら、毎月20日か25日になったら必ず。
吉岡:
給料が。
芦名:
給料があるし。お金なんかいらないんすよね。いや僕金とかじゃないんすよ。
いやでもあなたが今まで生きてきた人生は全部金やん、
っていう。また先進国矛盾が生まれるっていう。
吉岡:
はいはい。なるほどね。
芦名:
それに気付いたのが、僕がそれこそ早稲田大学の女性にお話を聞かせてくださいって言った時に、いくらでもいいから僕はお金取りますよ、
コンサル料として、みたいな話をしたら、
逆にその学生に怒られたんですよ。
え、なんでそんなお金取るんですか?先輩なのに。ひどい!みたいな。
坂梨:
うん。
芦名:
あれ?何でだろうな?って。
吉岡:
ハハハ!
芦名:
何だろうと、っていう。あぁなるほど、お金っていう感覚がないんだな、
みたいな。
吉岡:
うーん。お金のことを学んでないというのが、そういうことですね。
芦名:
はい。でもやっぱそういう、
その子は結局電通に行くとか言ってたかな。
坂梨:
(笑)
吉岡:
(笑)
芦名:
電通に、後輩かもしれないですね。
確か電通とか言ってた気がします。
あ、そう。だから後輩、私は後輩です、みたいな。
吉岡:
あぁなるほどね。そういう時だけ。
芦名:
そうそう。あぁまぁでも確かに女の子って、
その時にスゲー明確に思いましたね。
あぁなんか学校も親が払ってくれて、
で、なんか飯を食いに行くって言っても男が奢ってくれるのが当たり前で、
え、なんで女が金払うの?とかって言う子もいるじゃんか。
坂梨:
うんうん。
芦名:
え、男から、え、私達からもお金取るのぉ?
え、何ぃ?とかっていう。
ハァ!?っていう。
お前はどんだけの価値提供してんだ、コノヤローって僕はめちゃめちゃ思うんで。
だから僕ご馳走様を言わない女性にはもう絶対に奢りたくないし。
吉岡:
はいはい。
芦名:
一生顔も見たくないっていう。
吉岡:
うん(笑)
坂梨:
うん、そうっすね。お金の存在ってか、お金の教育ってないですもんね。
吉岡:
うん。
芦名:
だからそういう何かお金の教育とかっていう情報って、
結局親がしなくちゃいけないんですよ。
吉岡:
うん。
芦名:
学校はしないじゃない。金融教育が学校にないし。死ぬっていう教育もあんまりない。
だから結局親が犬を飼って犬が死ぬ、悲しい、
ってことをさせるとかじゃないとダメだっていう。
吉岡:
あぁなるほど。
芦名:
で、すごく面白いのは、
やっぱりその誰が起業をするか。誰が転職をするかって、
間違いなく親が経営者の家庭の子供の方が、独立志向があるんですよ。
吉岡:
うん。そうっすね。確かに。
芦名:
吉岡さんも自営業ですか?親。
吉岡:
うち自営業です。
芦名:
坂梨は?
坂梨:
僕はもう親サラリーマンです。
芦名:
サラリーマン。
坂梨:
はい。
芦名:
うちはサラリーマンかな。
吉岡:
あぁ。
坂梨:
まぁ環境というか、慣れ、慣れですよね。
なんかそれは。だから普通それが普通で育ってるから。
吉岡:
うんうん。
坂梨:
僕もそうですけど、僕もサラリーマンとして普通に育ってきたから。
周りもそういう方々ばっかりだし。そうっすね。環境ですね。
芦名:
っていうのをこれからどう教えていくかっていう。
吉岡:
うん。
坂梨:
なんか芦名さん教育ビジネスみたいなのは、何か興味あったりされるんですか?
芦名:
教育には興味あるけど教育ビジネスはあんまり興味ないかな。
坂梨:
あぁ、その、ごめんなさい。じゃあ教育は興味ある?
芦名:
ある。
坂梨:
どんな、まぁ分野がもしあったら教えて。
芦名:
分野?どういうこと?どういうこと?
坂梨:
例えばさっきのお金の教育なのか、そもそもの生き方の教育なのか。わかんないです。教育って結構多岐にわたると思うんですけど。だからその脈の話とかっていう、生き方のなんか教育だと思うんですよね。
芦名:
教育っていうか、何だろう。もう全てじゃない?全て。
吉岡:
うーん。人として、みたいな話ですか?
芦名:
そう。要は、よりなんかすごいざっくりだけど、すごい宗教っぽくなるけど、
より良く、より幸せに生きる方法みたいな。そういうふうになっちゃう。
教育って、結局。
でも僕はなんかその、これだ!っていう、決めつけるつもりが全くなくて。
何でかって言うと、僕がこうだ!って1つを統一しちゃうと、
それに当てはまらない人がいるから。その人はそれで不幸な訳ですよ。
僕はなんか幸せを作るっていうことよりも、
不幸をなくしたいっていう気持ちの方が強いので。
坂梨:
うん。いつもおっしゃってますもんね。
芦名:
なんか不幸な人がいなければいいかなっていう。
だからもっとこうしたいんだ!っていうストレスがある人とかは、僕に話をしてくれれば、いくらでも解決するし。
本当にそんなエネルギーさえあれば、どうにかするよっていう。
それはもういくらでも教えるし。ただ、とは言ってももっとこんなふうにしたいんです、
とか言いながら、それは金銭的にやっぱ経済的に恵まれちゃってると、
やらなくてもいいんですよ。別に稼がなくてもいいし。
親が金くれたりとか、会社が金くれるっていう。
日本はもう成熟しきってる国だから、
まぁそれはそれで別にいいんじゃないですか、っていう。
だからこんな恵まれてる日本なのに、
もっとこうしたいって渇望してる人の力には死ぬ程なれるし、なりたいし、
っていう感じかな。