承認欲求とハロウィン 第16回|人間には役割がある。【1/n】

 

芦名:

ASH RADIO!さぁ、ということで。


吉岡:

はい。

ちょっとガラッと話題を変えて、最近のちょっと時事的な話もやっていこうかな、なんて。


芦名:

ついに来ました。時事の方の。


吉岡:

時事の時間が来ちゃったんですけど。

最近一番話題になったのは、

やっぱり渋谷のハロウィンあたりがちょっと皆さん。


芦名:

タイムリーですねぇ。


吉岡:

賑わってるかなと。


芦名:

ひどかったですよね。行かれました?


吉岡:

一切行ってないです。


坂梨:

まぁ行かないですよ。


芦名:

行く訳ない。


吉岡:

(笑)


坂梨:

いやなんか帰りに寄った、寄らなきゃいけなかったとか。


吉岡:

なかったですね。


芦名:

見ててすごく面白かったですけどね(笑)


吉岡:

すごいっすよね。あれだけの人があそこにブワっと。


芦名:

うん。


吉岡:

その行動心理は芦名さん、どう分析するんですか?


芦名:

え、ハロウィンに人が集まるってことですか?


吉岡:

うん。


芦名:

まぁそれはお祭りだから、皆、いいんじゃないですか。


吉岡:

あそこまで集まるお祭りあります?


芦名:

何ですかね。九段下のみたま祭りとかまさに、それこそすごく人も集まるし。

まぁでも結局なんかその、やっぱ人がエネルギーを求めてるんですよね。


吉岡:

うーん。


芦名:

結局やっぱ渋谷のセンター街ってエネルギーすごいんですよ。

僕パワースポットだと思います。


吉岡:

へぇー。


坂梨:

あぁ、いいっすね。めちゃくちゃ面白いな。


芦名:

で、一般的に言われるパワースポットって、ネガティブな人が集まってるからオーラが悪かったりするんですよ。

でも渋谷のセンター街って、皆が「なんか面白いことないっすかぁ、ちぇいーっす」みたいな感じでいるから。なんかちょっと生き生きしてるんだよ、ちょっと。

そこにハロウィンともなれば、やっぱり渋谷っしょ!みたいなのを聞きつけて、やっぱセンター街に集まる。

まぁすごく良いと思いますけど。だから皆がそのエネルギーを求め合って、こう来て、エネルギーがこだまし合って、タクシーじゃなくてトラックも倒れるっていう。


吉岡:

(笑)


芦名:

まぁそりゃトラックも倒れますよね。


坂梨:

いやなんかあれが公道な所がすごいですよね。

なんかみたままつりとかもある種何とかのお祭りって、

公道でやるってあんま文化とかあんまない中で、誰もあれ別に祭ってる訳じゃないじゃないですか。


芦名:

うん。


坂梨:

祭りっぽいですけど。


吉岡:

うんうん。


坂梨:

あれ、あのエネルギーはやっぱすごいなと思いますよね。

で言うと、あとエネルギーで言うと、僕なんか似たようなのをフェスで感じましたね。


芦名:

あぁ。


吉岡:

うん。


坂梨:

えっと何だっけ、例えばウルトラでもいい、何でもいいですけど。あれは初めて行った時に、すごいエネルギーを感じた感覚に、まぁちょっと違うんですけど。

なんかエネルギーで思い出しましたね。


芦名:

あぁそれで言うとですね。

僕が好きじゃないのは、あのハロウィンは好きか嫌いかで言ったら好きじゃないんですよ。


坂梨:

僕も好きじゃないです。


芦名:

で、何が好きじゃないかって言うと、行ってる人の気持ちはわかりますよ。

エネルギーがある、楽しい、皆が集まってるから。僕も電通にいる時に、皆がいるからっていうだけの理由で西麻布のミューズっていうクラブに一生入り浸ってたりしてたんで。


坂梨:

一生いらっしゃいましたね。


芦名:

一生いましたね。


坂梨:

一生いらっしゃいましたね。


芦名:

まぁみたいなこともあったのでその気持ちはすごくわかるんですけど。

なんかやっぱり今思うと、同じ、全員同じ人種じゃないですか。

まぁもちろん渋谷なので、何割かは外国人がいるんですけど。

で、皆同じような感覚を持ってる人達が集まるとどうなるかって言うと、

なんか皆の共通認識みたいなのが見えちゃって。


吉岡:

うんうん。


芦名:

なんかちょっと僕は恥ずかしいんですよね。


吉岡:

うーん。


芦名:

何だろう。あの、皆が皆こうやって見られたい。


吉岡:

あぁはいはい。


芦名:

っていう人の集まりっていうか。で、海外のフェスとかになると、僕あのタイのS2Oっていうソンクラーンっていう世界三大祭りの時に開催される中のS2Oっていうフェスがあって。

この間多分東京でもあったと思うんですけど。そのやつに行った時は、皆が何だろう、シンプルに自分が楽しみに来てるんですよね。


坂梨:

うん。


芦名:

なんかこうやってやったらこう思われる、とかっていうのが垣間見えないという。

でも日本の祭りってどうしてもなんかこうやってやったら目立つんだろ?


吉岡:

あぁ、はいはい。


芦名:

とか、こうやってやったらすごいって思われる。

こうやってやったら可愛いと思われる、っていうその人からどう思われたい、

みたいな人達の集結がちょっと僕はなんかあんまり好きじゃないっていう。


吉岡:

はいはい。なるほどね。


芦名:

もちろんシンプルに楽しんでる人もいるんですけど。


吉岡:

うんうん、うんうん。


芦名:

そこに対してなんかこう、ぐっとこう、何だろう。

思いとどまってしまう所はありますね。


吉岡:

うーん。


坂梨:

うーん。なんかそこにいる自分の存在意義ってあんまりないですよね。

それこそ本当におっしゃってる通りかなと思うんですけど。

なんか存在意義っていうかね、なんかあれ楽しいんすかね?僕その感覚わからなくて。

まぁコスプレをすると非日常が味わえて、なんかすごい大らかになる、

顔を隠してなんか違う自分になるっていうのは多分まぁあると思うんですけど。


吉岡:

変身願望?


芦名:

いやそれはシンプルに、あの承認欲求です。


坂梨:

承認欲求?


芦名:

はい。要はそのスナップチャットの文脈とまさにハロウィンは一緒で。

要は世の中の女性が持ってる欲求というのは2つ、相反するものがあって。

1つは可愛いと思われたいというのが、1つの欲求ですね。

もう1個は、可愛いと思われたいと(考えていると)思われたくないっていう。


吉岡:

うんうん。


坂梨:

あぁわかります。わかりました。はい。


芦名:

この2つがあって。

で、スナップチャットとかハロウィンはそれを見事に隠せるっていう。

本当は、女の子は自分が可愛いと思われたい。

で、思われたいんだけど、可愛いと思われたいと思われたくない。


吉岡:

うんうん。はいはい。


坂梨:

うん。いや、その通りだと思います。


芦名:

だから仮装っていうことを誤魔化して、いや私は自分が可愛いとかって言いたいんじゃなくてぇ。この衣装面白くなぁい?みたいな。

っていうしょうもない言い訳をするっていう。


吉岡:

なるほど、なるほど。


坂梨:

そう。あそこうまくドライブしましたよね。

スナチャは特に。確かに仮装でそれが、その視点は確かにある。


芦名:

結局やっぱその女性がそういうことをしてれば男は絶対集まるんで。

それはナチュラルですね。

そこになんかハロウィンだと思って勘違いした外国人がたくさんいる、みたいな、そういう。


吉岡:

うーん。なるほど。


芦名:

なので、あのまぁ彼らが楽しんでるのは全然良いですけどね。

別に何とも思わないというか。


吉岡:

うんうん。


芦名:

まぁ事象として捉えるくらい。


吉岡:

うん。なるほど。


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