芦名:ASH RADIO!さぁ、ということで。

吉岡:はい。

芦名:今回は第16回。

吉岡:16回ですね。

芦名:ということで始まりましたけども。

坂梨:はい。

芦名:何と今回も。

坂梨:何と!

芦名:この声は。

坂梨:この声は!

芦名:坂梨さん。

坂梨:はい。ありがとうございます。

芦名:何と今回もですね、坂梨さんにお越しいただいてお話を進めようと思います。

坂梨:仰々しいなぁ。はい。

芦名:よろしくお願いいたします。

坂梨:よろしくお願いします。

吉岡:お願いします。まぁ今回はですね。

芦名:はいはい。

吉岡:ちょっとガラッと話題を変えて、最近のちょっと時事的な話もやっていこうかな、なんて。

芦名:ついに来ました。時事の方の。

吉岡:時事の時間が来ちゃったんですけど。最近一番話題になったのは、やっぱり渋谷のハロウィンあたりがちょっと皆さん。

芦名:タイムリーですねぇ。

吉岡:賑わってるかなと。

芦名:ひどかったですよね。行かれました?

吉岡:一切行ってないです。

坂梨:まぁ行かないですよ。

芦名:行く訳ない。

吉岡:(笑)

坂梨:いやなんか帰りに寄った、寄らなきゃいけなかったとか。

吉岡:なかったですね。

芦名:見ててすごく面白かったですけどね(笑)

吉岡:すごいっすよね。あれだけの人があそこにブワっと。

芦名:うん。

吉岡:その行動心理は芦名さん、どう分析するんですか?

芦名:え、ハロウィンに人が集まるってことですか?

吉岡:うん。

芦名:まぁそれはお祭りだから、皆話、いいんじゃないですか。

吉岡:あそこまで集まるお祭りあります?

芦名:何ですかね。九段下のみたま祭りとかまさに、それこそすごく人も集まるし。まぁでも結局なんかその、やっぱ人がエネルギーを求めてるんですよね。

吉岡:うーん。

芦名:結局やっぱ渋谷のセンター街ってエネルギーすごいんですよ。僕パワースポットだと思います。

吉岡:へぇー。

坂梨:あぁ、いいっすね。めちゃくちゃ面白いな。

芦名:で、一般的に言われるパワースポットって、ネガティブな人が集まってるからオーラが悪かったりするんですよ。でも渋谷のセンター街って、皆が「なんか面白いことないっすかぁ、ちぇいーっす」みたいな感じでいるから。なんかちょっと生き生きしてるんだよ、ちょっと。そこにハロウィンともなれば、やっぱり渋谷っしょ!みたいなのを聞きつけて、やっぱセンター街に集まる。まぁすごく良いと思いますけど。だから皆がそのエネルギーを求め合って、こう来て、エネルギーがこだまし合って、タクシーじゃなくてトラックも倒れるっていう。

吉岡:(笑)

芦名:まぁそりゃトラックも倒れますよね。

坂梨:いやなんかあれが公道な所がすごいですよね。なんかみたまとかもある種何とかのお祭りって、公道でやるってあんま文化とかあんまない中で、誰もあれ別に祭ってる訳じゃないじゃないですか。

芦名:うん。

坂梨:祭りっぽいですけど。

吉岡:うんうん。

坂梨:あれ、あのエネルギーはやっぱすごいなと思いますよね。で言うと、あとエネルギーで言うと、僕なんか似たようなのをフェスで感じましたね。

芦名:あぁ。

吉岡:うん。

坂梨:えっと何だっけ、例えばウルトラでもいい、何でもいいですけど。あれは初めて行った時に、すごいエネルギーを感じたのに、感覚に、まぁちょっと違うんですけど。なんかエネルギーで思い出しましたね。

芦名:あぁそれで言うとですね。僕が好きじゃないのは、あのハロウィンは好きか嫌いかで言ったら好きじゃないんですよ。

坂梨:僕も好きじゃないです。

芦名:で、何が好きじゃないかって言うと、行ってる人の気持ちはわかりますよ。エネルギーがある、楽しい、皆が集まってるから。僕も電通にいる時に、皆がいるからっていうだけの理由で西麻布のミューズっていうクラブに一生入り浸ってたりしてたんで。

坂梨:一生いらっしゃいましたね。

芦名:一生いましたね。

坂梨:一生いらっしゃいましたね。

芦名:まぁみたいなこともあったのでその気持ちはすごくわかるんですけど。なんかやっぱり今思うと、同じ、全員同じ人種じゃないですか。まぁもちろん渋谷なので、何割かは外国人がいるんですけど。で、皆同じような感覚を持ってる人達が集まるとどうなるかって言うと、なんか皆の共通認識みたいなのが見えちゃって。

吉岡:うんうん。

芦名:なんかちょっと僕は恥ずかしいんですよね。

吉岡:うーん。

芦名:何だろう。あの、皆が皆こうやって見られたい。

吉岡:あぁはいはい。

芦名:っていう人の集まりっていうか。で、海外のフェスとかになると、僕あのタイの、この間もタイの話しましたけど、どんだけタイ行ってるんだ、話なんですけど、たまたまなんですけど。タイのS2Oっていうソンクラーンっていう世界三大祭りの時に開催される中のS2Oっていうフェスがあって。この間多分東京でもあったと思うんですけど。そのやつに行った時は、皆が何だろう、シンプルに自分が楽しみに来てるんですよね。

坂梨:うん。

芦名:なんかこうやってやったらこう思われる、とかっていうのが垣間見えないという。でも日本の祭りってどうしてもなんかこうやってやったら目立つんだろ?

吉岡:あぁ、はいはい。

芦名:とか、こうやってやったらすごいって思われる。こうやってやったら可愛いと思われる、っていうその人からどう思われたい、みたいな人達の集結がちょっと僕はなんかあんまり好きじゃないっていう。

吉岡:はいはい。なるほどね。

芦名:もちろんシンプルに楽しんでる人もいるんですけど。

吉岡:うんうん、うんうん。

芦名:そこに対してなんかこう、ぐっとこう、何だろう。思いとどまってしまう所はありますね。

吉岡:うーん。

坂梨:うーん。なんかそこにいる自分の存在意義ってあんまりないですよね。なんかその、何て言うんですかね。それこそ本当におっしゃってる通りかなと思うんですけど。なんか存在意義っていうかね、なんかあれ楽しいんすかね?僕その感覚わからなくて。コスプレ、まぁコスプレをすると非日常が味わえて、なんかすごい大らかになる、顔を隠してなんか違う自分になるっていうのは多分まぁあると思うんですけど。

吉岡:変身願望?

芦名:いやそれはシンプルに、あの承認欲求です。

坂梨:承認欲求?

芦名:はい。要はそのスナップチャットの文脈とまさにハロウィンは一緒で。要は世の中の女性が持ってる欲求というのは2つ、相反するものがあって。1つは可愛いと思われたいというのが、1つの欲求ですね。もう1個は、可愛いと思われたいと思われたくないっていう。

吉岡:うんうん。

坂梨:あぁわかります。わかりました。はい。

芦名:この2つがあって。で、スナップチャットとかハロウィンはそれを見事に隠せるっていう。本当は、女の子は自分が可愛いと思われたい。で、思われたいんだけど、可愛いと思われたいと思われたくない。

吉岡:うんうん。はいはい。

坂梨:うん。いや、その通りだと思います。

芦名:だから仮装っていうことを誤魔化して、いや私は自分が可愛いとかって言いたいんじゃなくてぇ。この衣装面白くなぁい?みたいな。っていうしょうもない言い訳をするっていう。

吉岡:なるほど、なるほど。

坂梨:そう。あそこうまくドライブしましたよね。スナチャは特に。確かに仮装でそれが、その視点は確かにある。

芦名:結局やっぱその女性がそういうことをしてれば男は絶対集まるんで。それはナチュラルですね。そこになんかハロウィンだと思って勘違いした外国人がたくさんいる、みたいな、そういう。

吉岡:うーん。なるほど。

芦名:なので、あのまぁ彼らが楽しんでるのは全然良いですけどね。別に何とも思わないというか。

吉岡:うんうん。

芦名:まぁ事象として捉えるくらい。

吉岡:うん。なるほど。

芦名:ただなんかSNSに上がってた、なんかあの、警察に喧嘩を売るヤンキーみたいなの、いるじゃないですか。

吉岡:あぁはいはい。

芦名:あれはマジで意味わかんないですけどね(笑)気持ちはわかりますよ、ヤンキーの。なんか警察を見ただけでいきり立つみたいな(笑)何だこのヤロォー!みたいな。スゲー意味はわかるんすけど。面白いっすよね。

吉岡:それも強い自分を見てもらいたいみたいな感じなんですか?

芦名:うーん。

坂梨:まぁ何ですかね。

芦名:それよりもやっぱりそのヤンキーになる性質というのがあって。

吉岡:うん。

芦名:不良、あとはグレるっていう。大体家庭環境に問題があるんですよ。で、どんな家庭環境に問題があるかって言うと、愛に触れてないっていう。自分が親に認められていない。

吉岡:うんうん。

芦名:親が子供のわがままを許容してくれないって言うと、グレる確率がめちゃめちゃ上がるっていう。だから家庭環境の厳しい家庭のお嬢様はヤリマンになりがちなんですよ。

吉岡:うんうん。

芦名:これは僕の。

吉岡:統計(笑)

芦名:明確な統計を取りまくってるんですけど。

吉岡:なるほど(笑)

芦名:やっぱりその、親に受け止められてない。こんなことがしたいんだけど、あなたはこうしなさい!あぁ親は受け止められないんだ。もうずっと、受け止められることに。

坂梨:渇望してる。

芦名:そう。渇望してるんですよね。そうすると、男があの、受け止めてくれる。男はただの下心なんですけど。それが受け止めてくれる。私を必要としてもらってる、っていうことに対してセックスに、肉体的な欲望に、こうバシーンって走っちゃうっていう。

吉岡:うーん。

坂梨:そこでのマッチングが、そこで生まれますからね。

吉岡:うん。

坂梨:で言うと、何でしたっけ。えっと、不良?グレる。

芦名:はいはい。

坂梨:は、その、愛がそうさせる。愛の欠落がそうさせてるっていう。

芦名:そうそう。受け止めてほしい。

吉岡:うん。

芦名:繋がりがほしいっていう。

坂梨:のが、あの暴動に繋がってるっていう?

芦名:そう。で、なんか強い、すごいね、すごいね、っていう。もう少しでも多くの周りからの賞賛とか、少しでも多くの周りからの承認とかっていうのを得る方向に走っちゃうっていう。

吉岡:あぁ。

芦名:それをそっと抱きしめてあげたいですね。

吉岡:ハハハ!

坂梨:そっと抱きしめてあげたい(笑)なるほどな。ちょっとした罪悪感というか、何だろうな。スリルとかもあるんでしょうね。その国家的な権力に、何ですかね。ちょっと歯向かってるスリルみたいな。

芦名:まぁそれで言うと、いかに脈を上げるかっていうそのBVEATS理論がまさにその通りだと思うんだけど。

坂梨:あぁでもそうですね。大きく外れてないと思います。

芦名:そうそう。その、貧困層であればあるほど喧嘩が多いんですよ。

坂梨:おー。

芦名:貧乏な人ってめっちゃ喧嘩するんですよ。

吉岡:あぁ。それはなんで?

芦名:いや、幸せじゃないからです。

吉岡:うーん。

芦名:幸せじゃないと喧嘩をするんですよ。なぜかって言うと喧嘩をするとめっちゃヒートアップするじゃないですか。で、脈がめっちゃ上がるんですよ。それで生きてる実感を得るんですよ。

吉岡:はいはい。

坂梨:それは芦名さん理論じゃなくて?

芦名:僕理論。

坂梨:OKOK(笑)その前提で聞きます。

芦名:だから人はあの、脈を打つと幸せを感じるというのは僕のマーケティングなんだけど。

坂梨:生を感じるってことですよね。

芦名:そう。で、人間は生きてるってことを感じるだけで幸せを感じる動物なんですよ。だから本来生きてるだけで幸せなんですよ。

吉岡:うーん!

芦名:でも生きてることに幸せを感じてられない人は、例えばリストカットをして「はぁ、はぁ、死ぬかもしれない!あぁ生きてた…」っていうこれを幸せに感じちゃうっていう。

吉岡:うんうん。

芦名:というのがありますよね。

吉岡:うーん。

坂梨:まぁそうですね。なんか。

芦名:だからあの、あったかく、あったかい地域じゃない寒い所、北欧とか、そういう地域だとドラッグとかアルコールとかセックスとかっていうのはすごい流行るっていう。

吉岡:うーん!

坂梨:脈を打たすために。

芦名:そう。いかに脈を上げようかって。

坂梨:すごいな。その脈ってすごいですよね。本当に動物的マーケティングですね。

芦名:うん。

坂梨:根源というか。脈って(笑)考えたことあんまないわ、っていう。でも確かにそうですよね。

芦名:まぁ動物、特に哺乳類は一生涯20億回脈を打ったら死ぬっていうふうに言われてるんで。

吉岡:へぇー。

芦名:小さい動物が早いのは、脈が速いからっていう。トトトトトトっていう。だからすぐ死ぬっていう。だからスポーツ選手とかが早く死ぬのも、脈をたくさん打ってるからっていう。

坂梨:ふーん。

吉岡:うーん。

芦名:っていうのは、長生きをしようとか健康っていう文脈は、僕は動物的にめちゃめちゃ反してるんで。あれはちょっとどんだけ科学が発展してもおかしなことになると思いますけどね。

吉岡:うん。反してるっていうのはどういうことですか?健康?

芦名:要は死なないっていうことが、なんかこう動物の歴史の、もっと言えば自然の歴史の中でない訳じゃないですか。

吉岡:うんうん。

芦名:そこを目指してるっていうことが、なんかあんまりナチュラルじゃないというか。

吉岡:うん。

芦名:で、一番ナチュラルなのは、いかにあの、20億回を素早く打って死ぬかっていうことの方が、僕は動物として正しいと思うんですよね。

吉岡:うーん。

芦名:だから60歳で脈をちょうど20億回打ち終わるっていう計算にして、人生を生きた方が、僕は絶対良い人生になると思ってるんですよ。

吉岡:うんうん。

芦名:長生きしてどうすんだっていう。

吉岡:うんうん。

芦名:ドク、ドク。やあ。みたいなのとか(笑)

吉岡:あぁ、はいはい。

坂梨:まぁ生を燃やせってことですね。すごいですね。

芦名:絶対死ぬじゃないですか。それをなんか皆知らないんすよね。

坂梨:芦名さんすごいおっしゃいますよね。締め切りがあるっていう。

芦名:そう。絶対死ぬっていう。え、死なないと思ってない?って、めっちゃ思っちゃうっていう。

吉岡:うん。それはやりたいことを先延ばししてたりするから、とかってことですか?

芦名:っていうこともふまえて、そう。死なないと思ってるんじゃない?っていうのは結構思いますね。

吉岡:うん。

芦名:いいじゃん、別に、どうせ死ぬんだからっていう、そういう。どんな贅沢な暮らしをしようが、どんな美味いもの食おうが、もしくはどんな貧乏になろうが、どんなどん底で、こんな恵まれて、とか言いながら、言おうが、最後は全員同じ結末じゃないですか。死ぬっていう。だったら、自分が楽しい方がいいんじゃない?っていう。

吉岡:うん。

芦名:それをなんでわざわざ、どうせ皆同じ結末なのに、めちゃめちゃ苦労して同じ結末なのと、最高な、最高過ぎる!で同じ結末だったら、最高過ぎた方が良いんじゃない?って。

吉岡:うんうん、うんうん。なるほど。

芦名:ただ人間は必ず永遠を求めちゃうっていう。このまた美しき矛盾があるんですよね。

吉岡:はいはい。

芦名:必ず永遠を求めちゃう。永遠の愛とか。永遠の生とか。

吉岡:はいはい。

芦名:永遠に繫栄し続けたい。歴史上1つもないじゃないですか。永遠っていうもの。

吉岡:うんうん。

芦名:ずーっと歌ってるのはコブクロぐらいですよ。

吉岡:ハハハ。

坂梨:まぁそうっすね。それが彼らで言うその最高の結末なんでしょうね、なんか。結末じゃない結末っていう。うん。難しいな。

芦名:なんでこの話になったんでしたっけ?

坂梨:ハロウィンから。

芦名:あぁハロウィンか(笑)

吉岡:脈の。

芦名:で、不良が警察に喧嘩売ってるみたいな話から。だから喧嘩とかまさにその流れですよね。その不良達がやる喧嘩。ドラッグ。酒。煙草。

吉岡:うん。死ぬのを皆わかってない。なるほど。

芦名:死ぬよ、っていう。あとはお金がかかるってことを知らないっていう。で、特に先進国はお金の、お金と死を知らないんすよ。

吉岡:うん。

芦名:僕はもう本当にこれに特化したものが作りたくてBVEATSを作った、みたいな所があるので。

吉岡:お金を知らないっていうのはお金がなくても生きていけちゃうからってことですか?

芦名:そうです。お金がなくても家に帰ったら飯が出てくるし、寝る所があるし。なんか学校もなんか行けるし。なんか先輩が飯食わせてくれるし。なんか会社に入ったら、毎月20日か25日になったら必ず。

吉岡:給料が。

芦名:給料があるし。お金なんかいらないんすよね。いや僕金とかじゃないんすよ。いやでもあなたが今まで生きてきた人生は全部金やん、っていう。また先進国矛盾が生まれるっていう。

吉岡:はいはい。なるほどね。

芦名:それに気付いたのが、僕がそれこそ早稲田大学の女性にお話を聞かせてくださいって言った時に、いくらでもいいから僕はお金取りますよ、コンサル料として、みたいな話をしたら、逆にその学生に怒られたんですよ。え、なんでそんなお金取るんですか?先輩なのに。ひどい!みたいな。

坂梨:うん。

芦名:あれ?何でだろうな?って。

吉岡:ハハハ!

芦名:何だろうと、っていう。あぁなるほど、お金っていう感覚がないんだな、みたいな。

吉岡:うーん。お金のことを学んでないというのが、そういうことですね。

芦名:はい。でもやっぱそういう、その子は結局電通に行くとか言ってたかな。

坂梨:(笑)

吉岡:(笑)

芦名:電通に、後輩かもしれないですね。確か電通とか言ってた気がします。あ、そう。だから後輩、私は後輩です、みたいな。

吉岡:あぁなるほどね。そういう時だけ。

芦名:そうそう。あぁまぁでも確かに女の子って、その時にスゲー明確に思いましたね。あぁなんか学校も親が払ってくれて、で、なんか飯を食いに行くって言っても男が奢ってくれるのが当たり前で、え、なんで女が金払うの?とかって言う子もいるじゃんか。

坂梨:うんうん。

芦名:え、男から、え、私達からもお金取るのぉ?え、何ぃ?とかっていう。ハァ!?っていう。お前はどんだけの価値提供してんだ、コノヤローって僕はめちゃめちゃ思うんで。だから僕ご馳走様を言わない女性にはもう絶対に奢りたくないし。

吉岡:はいはい。

芦名:一生顔も見たくないっていう。

吉岡:うん(笑)

坂梨:うん、そうっすね。お金の存在ってか、お金の教育ってないですもんね。

吉岡:うん。

芦名:むしろそのお金の教育はしない方が、その先進国にとってはありがたかったりしたりとか。何でかって言うと、その労働力がたくさん増えた方が。

吉岡:あぁ。

芦名:国としてはありがたいから。皆社長になられても困るでしょ、みたいな。

吉岡:はいはい。

芦名:だからそういう何かお金の教育とかっていう情報って、結局親がしなくちゃいけないんですよ。

吉岡:うん。

芦名:学校はしないじゃない。金融教育が学校にないし。死ぬっていう教育もあんまりない。だから結局親が犬を飼って犬が死ぬ、悲しい、ってことをさせるとかじゃないとダメだっていう。

吉岡:あぁなるほど。

芦名:で、すごく面白いのは、やっぱりその誰が起業をするか。誰が転職をするかって、間違いなく親が経営者の家庭の子供の方が、独立志向があるんですよ。

吉岡:うん。そうっすね。確かに。

芦名:吉岡さんも自営業ですか?親。

吉岡:うち自営業です。

芦名:坂梨は?

坂梨:僕はもう親サラリーマンです。

芦名:サラリーマン。

坂梨:はい。

芦名:うちはサラリーマンかな。

吉岡:あぁ。

坂梨:まぁ環境というか、慣れ、慣れですよね。なんかそれは。だから普通それが普通で育ってるから。

吉岡:うんうん。

坂梨:僕もそうですけど、僕もサラリーマンとして普通に育ってきたから。周りもそういう方々ばっかりだし。そうっすね。環境ですね。

芦名:っていうのをこれからどう教えていくかっていう。

吉岡:うん。

坂梨:なんか芦名さん教育ビジネスみたいなのは、何か興味あったりされるんですか?

芦名:教育には興味あるけど教育ビジネスはあんまり興味ないかな。

坂梨:あぁ、その、ごめんなさい。じゃあ教育は興味ある?

芦名:ある。

坂梨:どんな、まぁ分野がもしあったら教えて。

芦名:分野?どういうこと?どういうこと?

坂梨:例えばさっきのお金の教育なのか、そもそもの生き方の教育なのか。わかんないです。教育って結構多岐にわたると思うんですけど。だからその脈の話とかっていう、生き方のなんか教育だと思うんですよね。

芦名:教育っていうか、何だろう。もう全てじゃない?全て。

吉岡:うーん。人として、みたいな話ですか?

芦名:そう。要は、よりなんかすごいざっくりだけど、すごい宗教っぽくなるけど、より良く、より幸せに生きる方法みたいな。そういうふうになっちゃう。教育って、結局。でも僕はなんかその、これだ!っていう、決めつけるつもりが全くなくて。何でかって言うと、僕がこうだ!って1つを統一しちゃうと、それに当てはまらない人がいるから。その人はそれで不幸な訳ですよ。僕はなんか幸せを作るっていうことよりも、不幸をなくしたいっていう気持ちの方が強いので。

坂梨:うん。いつもおっしゃってますもんね。

芦名:なんか不幸な人がいなければいいかなっていう。だからもっとこうしたいんだ!っていうストレスがある人とかは、僕に話をしてくれれば、いくらでも解決するし。本当にそんなエネルギーさえあれば、どうにかするよっていう。それはもういくらでも教えるし。ただ、とは言ってももっとこんなふうにしたいんです、とか言いながら、それは金銭的にやっぱ経済的に恵まれちゃってると、やらなくてもいいんですよ。別に稼がなくてもいいし。親が金くれたりとか、会社が金くれるっていう。日本はもう成熟しきってる国だから、まぁそれはそれで別にいいんじゃないですか、っていう。だからこんな恵まれてる日本なのに、もっとこうしたいって渇望してる人の力には死ぬ程なれるし、なりたいし、っていう感じかな。

坂梨:うん。それってなんかその教育っていうのは、なんか大人の教育とか、色々多分あると思うんですけど。なんかその、それを例えば小学校とか中学校とか、そういう小さい頃からやっていきたい、みたいなのは何かあったりするんですか?

芦名:あぁ。

坂梨:多分芦名さんって、そうっすよね。なんかこういう話をすると、なんか今の若者とかっていうのがなんかすごい閉塞感を感じてるね、っていう文脈から入ることがすごい多くて。それってなんでなんだっけ、みたいな所からで言うと、小さい頃からずっとそういうレールに乗ってきたから。なんかチャレンジする、飛び込んでいく、っていう。何て言うんですかね。その選択肢がないっていう話に結構なって来て。来ると、結構必然的に小中学校とかその小さい所から教育して、てかそこにメスを入れないといけないよね、みたいな。教育のメスを入れていきたいね、みたいな話になるんすけど。なってないですよね。

芦名:うん。

坂梨:すごいなんかまた全然違いますね。

芦名:あぁ。それはですね。あの、人には役割があるっていう。

坂梨:うん。

吉岡:うんうん。

芦名:もちろん経営者ってそのリーダーシップを取る役割の人。

吉岡:うん。

芦名:いじられる役割の人。

坂梨:うん。

芦名:ノートを取る役割の人。

吉岡:うん。

芦名:遠足で皆をまとめるのが上手い人、とかまぁその色々役割があって。この役割は一生変わらないんですよ。これは僕の中の何かこう運命論みたいな所があって。で、僕はもう昔からなんか人前で一番目立って、一番怒られながらもう、一番こうするぞ!みたいな、一番わがままな奴、みたいな。というのが一生変わってないっていう。

吉岡:うん。

芦名:で、やっぱそのチームの中でいじられる奴はどの環境に行ってもいじられるっていう。

吉岡:うんうん。

芦名:その役割を変に変えない方がいいっていうのが、僕からのすごく良いアドバイスな気がします。

吉岡:なるほどね。

芦名:なんか例えばその理想と現実をちゃんと見れてない人って結構大変で。

吉岡:うんうん。

芦名:ずっといじられキャラのくせに、なんかちょっとかっこいいプレゼンとかをしようとすると、一瞬で価値がなくなるんすよ。

吉岡:うんうん。

芦名:その人はプレゼンテーションしたとしても「いや、こんな感じだったんですけど(笑)」って冗談交じりの適当なプレゼンテーションの方がめっちゃぶっ刺さるんですよ。なぜならその人がもう20年、30年築き上げたものがそれだから。

吉岡:はいはい。

芦名:だからその、子供の教育って話で言うと、その子供の役割に合わせた方が良い。

吉岡:うーん!なるほど、なるほど。

芦名:だから僕とかだったら、え、皆目立ちたいでしょ!?って思ってるのに、いや目立つのいいわ。えー!?みたいな所もあるし。あ、役割っていうのがあるんだな、っていう。

坂梨:うん。

芦名:それってやっぱね、環境が変わってもあんま変わらないんですよ。

吉岡:自分の役割を正しく認識してるってすごい大事ですよね。

芦名:いや、スゲー大事ですよ。

吉岡:それだけでなんか幸せになれる気がしますね。

芦名:で、その役割の中でスパイクするのがすごい大事なんですよ。要はその、突き抜けるっていう。

吉岡:うんうん。はいはい。

芦名:でも皆なんかこう、今だとこんなふうになりたい、とかっていうその憧れっていうのがちょっと邪魔してますよね。憧れと役割はやっぱ違うので。

吉岡:うん。自分の役割で成し遂げられそうにない憧れを抱いてもまたちょっとそれは。

芦名:辛い。非常に辛いですね。

吉岡:うん。その理想と現実のギャップに苦しむ訳ですね。

芦名:そうそう。一生かめはめ波は打てないんですよ。だってそれはないんだもん。

坂梨:(笑)

吉岡:はいはい。なるほどね。

芦名:クリリンが第一章から第百何十章までずっとかめはめ波の練習をしてるって言ったら、もう見てて切なく、それだけで泣けるんじゃないかっていう(笑)

坂梨:(笑)

吉岡:はいはい。お前スーパーサイヤ人ではないっていう。

芦名:そう。

坂梨:でもやっぱ一部それってありますよね。いや要はそのコンテンツのなんかそのアニメでも、テレビドラマでも、何でもいいんですけど。やっぱ主役ってやっぱり、物語を面白くするためだからそりゃ当然なんですけど、やっぱありますよね。なんかフォーマットが。で、まぁそれが昔は特にそうだったと思うんですけど、今は結構多様化していると思うんですけど。なんかそういう切り口もなんか1個あるなっていうのが、なんか思いますね。クリリン主人公でもいいんじゃないかっていう。

芦名:あぁスピンオフ系ね。

坂梨:そうそう。

芦名:じゃあもしクリリンを主人公、僕ドラゴンボール実は見たことないからわかんないんだけど(笑)

坂梨:じゃあ違うのに変えましょうよ。

吉岡:何だろう。スラムダンクは?

芦名:いやだからそれこそ、それがのび太君。

坂梨:のび太君?あぁ。

芦名:本来ドラえもんが主人公なのに、のび太君が主人公みたいになって。絶対なんか脇役で、何の能力もない奴が主人公で。ドラえもん。

吉岡:はいはい。確かに。タイトルはドラえもんなのに。

芦名:そう。

坂梨:ドラえもん、そうっすね。でもなんかまぁ映画とかだとあれですよね。

吉岡:うんうん。

坂梨:のび太活躍するみたいな。

吉岡:うん。

坂梨:そうっすね。いやおっしゃる通りだな。確かにほのぼの系ってそうっすね。ちびまる子…まぁまる子ちゃんは結構あれか。あと何。クレヨンしんちゃんとか。

吉岡:うん。

芦名:だからそのヒーローものかどうかで変わってくるよね。

坂梨:それが、そうっすね。だから憧れる存在としてのび太はいないし。

吉岡:うんうん。

芦名:なんか成し遂げる系なのか。大体男の子が好きなのってスラムダンクとかさ、ドラゴンボールとかさ、大体成し遂げる系じゃん。

吉岡:ワンピースとかね。

芦名:ワンピースとか。で、大体そいつは最初何の能力もないっていう。で、何ならワンピースだったらもうそもそも泳げないとか。その最大のハンディキャップがある、みたいな。

坂梨:うんうん。

芦名:のび太君もそうかもしれないし。で、夢しか語らない、みたいな。海賊王に俺はなる、しか言ってないっていう。でも勇気だけはめちゃめちゃあるみたいな。

吉岡:はいはい。

芦名:でも逆に勇気以外ない、みたいな。なぜか仲間がついてくる、みたいな。で、なんか逆境に陥った時に、一番大事なものは捨てない、みたいな(笑)なんか大体。

吉岡:そうっすね!

芦名:そう。

坂梨:一番大事な物は捨てない(笑)

吉岡:美学があってね。

芦名:そう。で、大体どこかのタイミングで恩師の回想シーンがある、みたいな(笑)

吉岡:ハハハ!

坂梨:どこかで奇跡起き。

芦名:そうそう。大体その漫画のキーファクターみたいなのが決まってる気もするけどね。

坂梨:やっぱ見てて面白いんでしょうね、それが。売れるんでしょうね。そうだな。でもやっぱそうだよなぁ。でもそれもやっぱ脈を打つっていう所になるのは、結構あの、関連性があるような気がしてて。

芦名:うん。

坂梨:なんかそのコンテンツとかって、やっぱり自分の日常じゃない非日常を疑似体験できるものかなって思った時に。

芦名:うん。そうそう。

坂梨:なんか脈を打つじゃないですか。当たり前ですけど非日常って。

芦名:うん。

坂梨:コンテンツが人を魅了するのってそういう文脈も確かにそれはあるなっていうのを思いましたね。だから結構ほのぼの系とかにはもうすごい刺激を受けちゃってるじゃないですか、今なんか。だからほのぼの系とか見てても、なんか脈打たないから。

芦名:確かにコジコジとか見ててもなんか(笑)

吉岡:コジコジが懐かしい。コジコジ(笑)

坂梨:それは好き嫌いではなくて、そうっすね。好き嫌いはあると思うんですけど。興奮はしないというか。今まで求めてた非日常ってそこに、まぁコジコジはあるけど。何だろうな。そういうのはありますよね。

芦名:非日常感ねぇ…。

坂梨:うん。を、疑似体験する。疑似体験させるっていうのがやっぱ、コンテンツは超重要だなと思いますけどね。

芦名:だから僕がやってる講演とかもそうですよね。今はもう講演全然やってないですけど。それとかも、なんか、うわ!リアル。あぁ!でかい、ちょっと。声もでかい、みたいなのが(笑)

吉岡:ハハハ。

芦名:なんかあんまり多分普通の人達からしたら見たことないというか。

坂梨:うん。いやぁそうっすね。で、その人が結構等身大のことを語ってくれて、まぁ夢を語り、等身大のことを語ってくれて、で、あとは例えば、とかで置き換えてくれると、すごいこう自分も自己投影できるし。それでなんか非日常を体験したような気になるっていう。

芦名:で、皆かめはめ波を打った気になって帰るっていう。

坂梨:そうそう。

吉岡:ハハハ。

坂梨:そう。だから芦名さんもおっしゃってましたけど、なんかその講演会とか本を読む程に、なんかその革命的な要素とかは特になくて。元気が出るとか。

芦名:そうそう、そうそう。いやそれが一番の価値なんですよ。

坂梨:いやそうっすよね。いやすご、まぁそうだなっていう。

芦名:それは何かを、何だろう。それ以外のものをなんか。

吉岡:求める?

芦名:成功しようと思ってる時点でもうおかしな話で。ドラゴンボール見たらドラゴンボール、かめはめ波打てると思ってるっていうぐらい、おかしな批判というか。

吉岡:うーん。

坂梨:そうなんすよねぇ。結構それはありますよね。まぁなんか誰、突出した誰かが成功したとして、俺もできる!みたいなことってなかなか思わないじゃないですか。

吉岡:うんうん。

坂梨:まぁ選択肢としてはあるかもしれないですけど。だから結構身近な人が成功すると、それをなんか追いかけるみたいなのは。

吉岡:うんうん。

坂梨:人間の行動原理的にはあるかもしれないですね。

芦名:うん。確かに、確かに。

坂梨:だから講演会とかも、例えば僕の、僕が芦名さんを見ると、あぁ、まぁちょっとジャンルがかなり違うんであれなんですけど、あ、俺にももしかしてできるかもしれない、みたいなのがあるかもしれないですよね。でも、全然違う人が芦名さんのやつを見ても、なんか元気は出るかもしれないですけど、っていうのはあるかもしれないですね。

芦名:そうね。

吉岡:うんうん。

芦名:芦名がプルデンシャルでうまくいってる。あぁ。

坂梨:あぁまさにそれですよね。アメフトとかがものすごくプルデンシャル、増えた時期でしたね。

芦名:で、まぁ芦名がうまくいってる、ぐらいだったら別にまぁアイツだったら、ぐらいの、あるかもしれないけど。え、アイツも行ってるの!?みたいになった瞬間に一気になんかその。上と下ってすごく大事で。この間に広がるんですよ。採用とかもそうなんだけど。

坂梨:確かに。上と下って超重要ですね。

吉岡:どういうことですか。上と下。

芦名:要はその例えば吉岡さんが、じゃあ今リクルートにいて、芦名表参道に入ってくるとするじゃないですか。で、そこが芦名だけってなると、もう憧れすぎて、例えば。なんかもう自分でできるかな?っていう不安があるんすよ。

吉岡:はいはい。

芦名:でもなんか芋野郎みたいなのがいて「え、吉岡さん。そんなのもできないんすかぁ」みたいな。え、お前よりはできるわと思うじゃないですか。したら、採用できるんですよ。

吉岡:あぁ、なるほど、なるほど。

芦名:上限と下限はすごく大事ですね。

吉岡:あぁ。

坂梨:うん。

吉岡:憧れと現実みたいな。

芦名:そうです、そうです。いやコイツよりはできる。

坂梨:自信ですね。

芦名:最低目標、最高目標みたいなのが。

吉岡:あぁなるほどね。

坂梨:確かにそれはありますね、マジで。

吉岡:うーん!

坂梨:確かに。そこのマネジメント面白い分野だなぁ。すごい面白い。

芦名:すごい人しかいないって言うと、ちょっと結構怖くないですか?

吉岡:確かに。

坂梨:怖い。

芦名:なんか新しい証券ファンドを立ち上げたんだけど、坂梨来ない?とかって言われて、なんかもう全員超エリートばっかりで、東大出身、ゴールドマンサックス、モルガンスタンレーみたいな感じだったら。いや、俺そこまで優秀じゃないんだけど、なんかあるじゃん(笑)

坂梨:うん(笑)そうっすね。

芦名:そう。でも同期の一番アメフトがポンコツだったアイツが行ったりとか。アイツなんか行ってるのが意味わかんないけどな、みたいな。でもそいつが2000万位稼いだとか聞いたら、いやそれ、それよりはいけるだろ、みたいな。そういう。

吉岡:あぁ。なるほどね。

芦名:という感じで。今回も。

吉岡:16回の。

芦名:はい。終わりましょう。

吉岡:今回も結構ロングラン。

芦名:あ、今回もロングでした?あ、本当です。今回もロングですね。という感じで本日ありがとうございました。

吉岡・坂梨:ありがとうございました。