第003回
新事業を始めた理由。「お金」と「死」
第003回|新事業を始めた理由。「お金」と「死」
ASH RADIO 第003回の全文文字起こし。
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芦名:ASH RADIO!さぁ、ということで、引き続き第3回目。
吉岡:3回目。はい。
芦名:ですけれども。よろしくお願いします。
吉岡:よろしくお願いします。
芦名:前回の2回に引き続き今回も吉岡さんにいらしていただいて。
吉岡:よろしくお願いします。
芦名:お話をしようと思いますが。前回何の話で終わりましたっけ?
吉岡:何でしたっけ。
芦名:ジムが何とか。
吉岡:そうそう。芦名表参道で、今3期目。
芦名:はいはい。
吉岡:2期目?
芦名:2期目がそろそろ終わる。
吉岡:で、まぁジムをね、今年から展開してますけど。そのジムをやろうと思ったきっかけというか。その経緯みたいなのは、何なのかなと思って。
芦名:良いこと聞きますね。
吉岡:(笑)
芦名:経緯はめちゃめちゃ色々ありますよ。
吉岡:はいはい。
芦名:まぁ一番はですね、僕がアメリカから帰ってきて、で、まぁ起業をして、日本に帰ってきて、あれ?ちょっと知名度が上がってるなって肌感覚もあったんですけど。で、その時になんかいろんな方から相談を受けることがあって。「こんなことがやりたいんです、どうすればいいですか?」いやいや、やったらいいじゃないですかっていう感覚だったんですよ。
吉岡:うんうん。
芦名:何か皆やりたいことをやれないっていうすごい初歩的なことで悩んでるな、と思って。何でかな?ってすごく不思議だったんです。
吉岡:はいはい。うんうん。
芦名:で、あとちょうど僕が今まで全部無料でやったものを、全部有料でマネタイズしようっていうことをちょうど考えた時期でもあったので、とあるですね、女性がいて。
吉岡:はいはい。
芦名:学生なんですけど、その学生の女の子が、コンサル料がもちろん発生するじゃないですか。
吉岡:うんうん。
芦名:今は特に取ってないですけど当時はコンサル料というのをもらってて。まぁ講演にもお金がかかるじゃないですか。とある女の子が、「なんでお金取るんですか?」って言ってきたんですよ。なんか「先輩なのに」。
吉岡:あぁ。
芦名:コイツすごい調子の良い時だけ初対面で先輩とか言い始めるなと思って(笑)
吉岡:(笑)
芦名:で、そういう経験とかも色々あって、あぁなんか結局皆が相談してくる原因、僕はその根本的な解決策を探すのがすごい好きなので。根本的な解決策は何かって考えた時に、2つしかなかったんですよ。
吉岡:うん。
芦名:1つは、お金を教えるっていう。
吉岡:ほぉ。
芦名:もう1個は死ぬことを教えるっていう。この2つだけだったんですよ。
吉岡:うんうん。
芦名:要は、皆がお金のことを知らない。死ぬことを知らない。これを、この、これが原因で全員悩んでるんですよ。
吉岡:うーん。お金のことを知らないというのは、どういうことですか?
芦名:まず死のことから言うと、死ぬと思ってないから、なんかやりたいことができないとかほざき始めるし。
吉岡:うんうん。
芦名:なんか死ぬと思ってないから、60歳、50歳くらいで、ちょっと部長に出世しようと、出世を考えるじゃないですか。で、なんか今のうちにお金を貯めて65歳、70歳からのセカンドライフのためにお金を貯めよう。あ、コイツら死ぬと思ってないんだな。
吉岡:なるほど。
芦名:で、お金のことっていうのは、お金がないと生きていけないっていうことをそもそも知らないっていう。
吉岡:あぁ、はいはい。
芦名:いやいや、それは皆わかってるでしょって思ってるかもしれないですけど、ほとんど知らないんですよ。要はどういうことかって言うと、学費。大体親が出してるじゃないですか。中には「いや奨学金で私が払ってますよ」って言う人もいるかもしれないですけど、大体の場合親が払ったりとかして。で、実家に住んでるじゃないですか。家賃も親が払ってるじゃないですか。で、そのまま何の気なしに就職するじゃないですか。そしたら、毎月自動的に会社から生活費が振り込まれ続けるんですよ。
吉岡:うんうん。
芦名:つまりお金のことなんか一切気にしなくて生きていけるっていう、もう超先進国なんですよ。安全性しかないっていう。
吉岡:はいはい。
芦名:で、そういうぬるま湯に浸かってるくせに、なんかもっとこんなことがしたい、とかって言うんですけど。まず現実を皆知らないんで。じゃあお金の勉強をして、限りがある、死ぬということを勉強しないと、っていうのが一番すごく強く思いましたね。
吉岡:なんかそのお金の勉強っていうのは、自分で稼いでいくことっていうこととは違うんですか?要するに今。
芦名:あぁもっと手前の話ですね。稼ぎ方を勉強するとかっていうことよりも、何だろう。お金がないと生きていけないよ、っていうことを知ってほしいっていう。逆に、お金があればほぼすべて解決できるよっていうことも知ってほしいっていう。
吉岡:うん。なるほど、なるほど。
芦名:例えば会社の上司がウザイ。毎月30万他でキャッシュポイントがあったら、そのウザイ上司の言うこと聞かないで会社辞めたらいいじゃないですか、っていうことを知らないんですよ。
吉岡:あぁ。そういう考えに至らないってこと。
芦名:そうです。
吉岡:だから、ずっとそこの「ウザイ上司がいるんですよ」って言いながら、ずっと会社員を続けてしまう。
芦名:だし、自分の感情もわかってないし、自分のお金もよくわかってない。どういうことかって言うと、「上司がすごいウザイんですよ」「え、辞めたらいいじゃん」っていう感覚じゃないですか。多分吉岡さんもそういう感覚だと思うんですけど。
吉岡:はいはい。
芦名:え、辞めたらいいじゃんと僕も思うんですけど。「いやぁでも」って言うんですよ。
吉岡:うん(笑)
芦名:じゃあ今の会社で給料がもし0円だったら続けますか?って聞くと、即答で「いや0だったら絶対辞めますよ」って言うんですよ。ってことは結局月に20万とか月30万もらえるから仕事をしてる訳じゃないですか。
吉岡:うんうん。
芦名:っていうことにそもそも気付いてないっていう。
吉岡:うーん、なるほど、なるほど。
芦名:だったらウザイ上司がいなくて、20万、30万もらえるっていう会社に行ったらいいじゃないですか。
吉岡:なるほど、なるほど。でも例えば多分そういうふうになってる時って、なんかわかんない。人にもよりますけど、今辞めたらな、とか。まだ入社して3か月だしな、とか。ちょっと履歴書がうんちゃら、かんちゃら、とか。まぁあったりするじゃないですか。なんかその履歴書汚したくない、みたいな。今辞めたら逃げると思われる、みたいな。
芦名:はいはい。
吉岡:そこに対して芦名さんはどう?
芦名:まぁいいんじゃないですか、それでも(笑)
吉岡:(笑)
芦名:いや本当にそうですよ。根本的に僕はそう思ってるんで。
吉岡:うーん!
芦名:何だろう。人には役割があるし。
吉岡:はいはい。
芦名:何だろう。全員が全員行動力のある人間でもないっていうのはわかってるんで、だからほぼすべての人が安定を求めて、頭を何も使わなくても死ぬまで生きていけるっていう環境を選んでるから、これだけ大企業が流行る訳じゃないですか。
吉岡:うんうん。
芦名:だから別に、それでもこうで、っていう人は別にそれでいいんじゃないですか?
吉岡:あぁ。
芦名:もちろん僕の中では解決策はありますよ。
吉岡:はいはい。
芦名:要はその人達を強制してもっとこういうふうにしましょうよ、っていうなんか啓発、啓蒙をするつもりは僕はないですね。
吉岡:あぁ。なるほど、なるほど。
芦名:それが、お前が良いなら良いんじゃないか?っていう。そういう感覚ですね。
吉岡:うーん、なるほどね。
芦名:で、まぁそういうのもあって、今回その死ぬということと、お金っていうことを教えたいなと思って、今回フィットネスクラブを作ったんですけど。
吉岡:うーん。
芦名:まぁどういうことかって言うと、哺乳類って一生涯で20億回脈を打ったら死ぬと言われてるんですね。小さい動物が死ぬのが早いのは、脈が速いからだし。大きな動物が、っていうのはまたその逆だし。僕はその死を教えるっていうことを、脈を、脈拍を上げさせる。どうやって皆に脈を上げてもらおうかっていうことに、動物的にマーケティングしたんですよ。そしたら絶対に、死を感じて、生きてる今を幸せに感じるはずだっていう。
吉岡:うんうん。
芦名:例えば緊張した時の達成感とか、あの達成感で幸せを感じるのは、脈が上がるからだし。初恋でドキドキしたりとかする、エッチしてドキドキする。それも全部脈が上がるから、生きてる喜びを感じるっていう。もう日本だとなんかもうドキドキすることもビビることもないんですよ。安全過ぎて。
吉岡:はいはい。
芦名:死体が転がってる訳でもないじゃないですか、町に。だから結局ジェットコースターとか絶叫系とか、あとプリズンブレイクみたいなドキドキするやつとか、24がドキドキするとか、結局そのハートフェースなドキドキするものっていうのは絶対に流行るんですよ。だから先進国でフィットネスが流行ってるっていうのは、ただの、何だろうな。流行りってことじゃなくて、もう動物的にマーケティングした上でもう間違いのない流行りなんですよ、僕からしたら。
吉岡:なるほどね。
芦名:ちょっとエロいフィットネスモデルがやってるから皆やりたくなってる、とかっていうレベルではないっていう。
吉岡:うんうん。
芦名:動物の根本的な安全を求めれば求めるほど、先進国では死を求めるというのが、僕のマーケティングで。だからこの、ここに堂々と自信を持って突っ込もうと思ったっていうのが一番大きな所ですね。
吉岡:なるほど、なるほど。
芦名:で、まぁもちろんドキドキする中でもネットフリックスやってもいいし、なんかアマゾンで何か映像を作ってもいいし。ジェットコースター作っても、お化け屋敷作ってもいいけど、やっぱりそのフィットネスっていうのが一番副作用が大きいっていう。
吉岡:うーん、副作用?
芦名:良い体になる。
吉岡:あぁ。
芦名:めちゃめちゃ自信が出てくる。生きる喜びとか、そういう。
吉岡:(笑)なるほど、なるほど。
芦名:だから副作用ベースで考えた時に、まぁフィットネスかなっていう。
吉岡:うーん。
芦名:まぁただちょっとフィットネスって、なんかもうただのビジネスなんですよね。
吉岡:ほぉほぉ。ただのビジネス?
芦名:要は、何だろう。ちょっとまぁライザップとかが良い例だと思うんですけど、ライザップとかがCMバンバンやって流行っちゃったじゃないですか。
吉岡:はいはい。
芦名:で、ライザップっていくらするか知ってます?
吉岡:30万くらい?
芦名:そうなんですよ。まさにそれくらいで。回数制限付きで、2ヶ月で多分40万くらいすると。
吉岡:うん。
芦名:もうフィットネスが文化になり得ないじゃないですか。毎月40万円払える奴っています?筋トレしたいっつって。
吉岡:はいはい。
芦名:おかしいじゃないですか。だから日本はちょっとなんかジャニーズの名残かもしれないですけど、なんかそのファッションとして高額になる、みたいなのがすごいんですよね、やっぱ女の子の。
吉岡:あぁ、あぁ。
芦名:そうじゃなくて僕はもっとフィットネスを文化にしたいっていう所なので、その金額っていうのを40万くらいのやつを、どうにか月額、毎月皆が払えるようにならないかと思って今回ビーツというのを立ち上げたんですけど。
吉岡:うーん!
芦名:やっぱ競合もパーソナルトレーナー、独立したい、皆にフィットネスを届けたいとか言ってるくせに、結局月額10万とか、20万とか。
吉岡:うんうん。
芦名:そうするとお客さんが3人、月間3人入会すれば、もうペイできるんですよ。パーソナルトレーナーとかって。良い暮らしできるんですよ。
吉岡:はいはい。
芦名:でもフィットネスを皆に広めたいとかっていう気持ちで、月3人って何だよと思いますよ。
吉岡:はいはい(笑)
芦名:結局なんか皆プチライザップみたいな真似して、いやうちはライザップより安いですよって、中途半端に真似して、相場で何となく金額を決めて、結局毎月3人、5人、みたいな。
吉岡:はいはい。
芦名:なんか僕は、なんかフィットネスっていうのがただのビジネスになってしまってるなって。僕はそこを、なんかちょっと文化にするような仕組みが作れないとちょっとやばいんじゃないかなと思って。ここにビーツをぶち込ませてもらってますけど。
吉岡:ぶち込ませて(笑)
芦名:ぶち込ませて。
吉岡:なるほど、なるほど。
芦名:だから元々フィットネスがやりたかったっていうことよりも、なんか死ぬことだったりとか、お金っていうのを教えてあげたいなっていうのはすごくありましたね。まぁお金に関してはまぁユーザーさんということよりも、うちの従業員に実際に働いたりとか、お金の作り方もそうだし、どういう報酬体系で、どうマネジメントをするかとか、そういうことも含めて資本主義の根本から教えてるっていうイメージですね。
吉岡:ふーん。
芦名:まぁそこら辺は、ちょっと今回も時間が来てしまったので、また次回お話しできればと思います。ありがとうございました。
吉岡:はい。ありがとうございます。
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